見出し画像

トヨタが縮む2024年

私はトヨタ系企業で働く技術者です。

このまま会社員(とくにトヨタ系技術者として)でいることへの違和感や会社環境への危機感から本気でFIREを目指すこととなり(現在進行中)、その過程を綴っていこうと思います。

Fireを目指すきっかけ

 一言でいうとこれは会社環境への危機感が非常強くあります。
 トヨタ系企業は ”コンプライアンス” はしっかりしているのですが、何か問題が起きたときのガバナンスが欠如していると思うことが多くなってきたと感じています。

これまでトヨタは ”改善” という言葉を軸としたトヨタ生産方式で世界で圧倒的な生産性を誇り世界の自動車生産のトップを突き進んできました。

EV化の遅れは世の中で言われている通りですが、ここにきて我々の開発現場では ”改善” という言葉が消え上位の顔ばかりうかがう会社の風潮に非常に危機感を覚えるようになりました。

2024年 円高によってトヨタの縮小が早まる

ここ2年間トヨタは円安を追い風に過去最高の売り上げを上げてきました。
しかし、一方でトヨタ系列の一部企業では利益が出せずにその理由を円安や物価高のせいにして自らの経営体制に対して”改善”を図ろうという意思も見せないでいます。

コロナに始まった各国の中央銀行の金融緩和と世界の人々の画一的な消費行動(マスクを買いあさり、テレワークを行った)は急激な物価高を招きました。
ここ2年間はその物価高を抑制するために行った急激な政策金利の上昇とは対照的に物価が上昇しているのにも関わらず無責任な金融緩和を続けた日本銀行の政策によって超円安が我々の生活を苦しめてきました。

その物価高は現在では急速に低下してきており、2024年は円高に振れることが市場の概ねの予想となっています。

外的な要因(円高)とともに ”改善” を忘れたトヨタは2024年に急速に縮んでいくものと私は考えています。

2024.1.1
俺は絶対に負けない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?