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「所有」と「共有」の狭間でゆれる

おつかれさまです。


シェアリングエコノミー

みなさんご存知の方も多いと思います

端的にいうとモノや資産を「共有」する経済のことです


なんとなくなのですが
「共有」という概念について、もてはやされているように最近感じています

「所有」することはもはや時代遅れなのだろうか?

「共有」されているモノを使うことによって果たして、あらゆる問題を解決してくれるのだろうか?

モノを断捨離して「ミニマリスト」になることは、果たして様々な側面でメリットがあるのだろうか?


そこで「所有」と「共有」について、メリット・デメリットを今一度考えてみました

「所有」

メリット
・対価を支払えば基本的に自分のモノなので、時間に縛られずいつでも扱うことができる
・そのモノを売ったり運用することで、多少のお金を得ることもできる

デメリット
・土地や車になると「税」がかかる場合がある
・所有物がたくさんあったり、不動産の所有だと、引越しなどの移動がしにくくなる

「共有」

メリット
・モノを管理する煩わしさから解放される
・短期間であらゆるモノやサービスを享受することができる可能性がある

デメリット
・急を要する時に、必要なモノをもっていないとそれを調達できない可能性がある
・共有財産なのでモノの劣化のスピードが早かったり、満足のいかない場合があるかもしれないこと


ざっと、2つずつ書いてみました(まだまだたくさんあると思う)

ここで、ぼくが言いたいのは
「所有」したモノを使うことも
「共有」されているモノを使うことも
どちらにもメリットがあることです

ぼくは「共有」自体の概念を批判したいのでも
「所有」しているモノが一番だと誉めそやすわけでもないです

どちらの概念も、今後も大事なのではないかと思っています


では、今度は「所有」と「共有」にまつわるモノ・サービスについての「チャンス」についてフォーカスしようと思います

「所有」することで訪れるチャンス

・「所有」しているモノを共有・運用して、ビジネスチャンスを生むことができる

「共有」されたモノを使うことで訪れるチャンス

・自分自身の属するコミュニティが広がる可能性
・様々なモノ・サービスの知見が広がる


なるほど、どちらも良さげなチャンスがありそうですね

とくに
「所有」してそれを「共有」するフローは
必ずしも「モノを持たないこと」が最善策ではないように個人的に思えます


一方で、共有されているモノやサービスを使うことによるチャンスもあります

極端な例を言うと、特定の住居を持たない「アドレスホッパー」という人々が最近出てきていますが、この人たちは特定のコミュニティに属さないことで、様々な場所でビジネスチャンスを掴める可能性がありそうですね(フリーランスに少し偏った話ですが)

しかも、短期間で生活のペースが変えられるので、刺激的な毎日を求めている人は楽しいかもしれないですね

てか、アドレスホッパーの人って、住民票提出するときとかどうすんだろ...
住民税は...?
そこらへんもしかしたらやばいデメリットを孕んでいそう...


とはいえ、このように、どちらにも魅力的なチャンスは存在していそう

こう考えていくと、どちらが「正しい」とは思えなくなってしまいました

というか、そもそも「所有」と「共有」は相反するものではないのではないかとも思ったくらい

シェアリングエコノミー自体、流行り廃りはあると思いますが
ぼくは「所有」もしたいし
場合に応じて「共有」されているモノやサービスも使いたい

これがぼくが最近思っていたモヤモヤの霧が晴れた後に残る本音です

「ようはバランス」なんて陳腐な言葉で片付けたくないけど
どちらにも良いところ悪いところはあるということをぼくは覚えておきたいです


以上、日々の考え事でした

考えさせられたコラム


Toyosea


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