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【クリソプレーズ②中国で大人気!!】

どうも!!
とよぴーです(^▽^)/

今回は、
クリソプレーズの流通と成分
についてお話します。

その後の1960年代に
今の流通となるのですね。

オーストラリアの
クイーンズランド州中央のマールボロー鉱山で
結構大きなクリソプレーズの鉱脈が
発見されました。

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この鉱山が見つかったことで、
流通が一気に広がり、
割と手に入りやすい石になりました。

ただですね。
ここの鉱山の主要なエリアというのが
香港が利権を握っていたのですね。

その関係か流通がコントロール
されていたと言われています。

他のエリアでも小さい鉱脈とかは
見つかってはいます。

けれども、
クイーンズランドの鉱山が
主要な流通を担っているということもあり、
手に入りにくいという部分が
あったのかなと感じています。

なぜ、香港がその利権を取ったのかというと
このクリソプレーズというのは、
中国ですごく人気があるのですよね。

なぜかというと
ヒスイに似ているからですね。

オーストラリアンジェイドや
オーストラリアンヒスイという
名称で呼ばれていたりします。

2.成分

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成分:Sio2
結晶系:六方晶系
硬度:6.5~7
比重:2.65
色:淡緑、緑、黄緑、青緑

これは水晶とかと同じグループです。

カルセドニーとかアゲートのグループ
というのは、
水晶と成り立ちが若干違うだけで
基本的にはかなり近いグループの石です。

結晶系が六方晶系ですけども、
クリプトクリスタリンという
微細な結晶の集合体として
成り立っているのですよね。

それらのひとつひとつの結晶は、
肉眼で確認することが出来ないくらい
微細なのですね。

顕微鏡でその微分子というのが
やっと観察することができるという
レベルなのです。


すごく微細な結晶がギュッと集合している
というような成り立ちなので、
結構、染色しやすいと言われています。

青が入ったと言っても
本当に少しだけ青み成分が入っているような
感じのイメージですかね。

緑色の石というのは、
クロムが発色要因になっている石が多いのですが、

クリソプレーズの発色の要因は、
微量のニッケルです。

カルセドニーグループの中でも
クロムが発色要因というのもありますが、
これは クロムカルセドニーと言われ、
クリソプレーズとは
別の石ということになります。

この辺りちょっと
ややこしいですよね。

今回は、ここまで!!

またですね〜^_^

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