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【12月の誕生石タンザナイト②】

どうも!!
とよぴーです!!

今回は、
タンザナイトの
成分・産地・亜種・取扱の注意
についてお話していきます!

1.鉱物の成分・物性

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成分
Ca2Al3(SiO4)3(OH)
アルミニウムとカルシウムの化合物

結晶系:斜方晶系
硬度:6-7
比重:3.35
色:青、青緑、青紫、紫

成分が、こんな感じですね。

ものによるんですけど
見る角度によって
色が変わったりするという性質があって、

ブルーとかパープルがかった
色の発色要因は、
微量のバナジウムによるものなんですね。

特殊な生成過程を経て、
タンザナイトができる前に
実はブローシュア―ガーネットが
元々出来てたんですね。


岩石の温度が低下している段階で
地下からマグマの熱水が入ってきて
一度ブローシュア―ガーネットが
分解されたんですよ。

また再結晶していく中で
ブローシュア―ガーネットの中にあった
バナジウムが入り込むことによって
ゾイサイトの中にバナジウムが入って
タンザナイトの青い発色が起こる。

かなりレアな出来事らしいですね。

他の場所では、地質学的な条件においても
産出が難しいと言われているそうです。

2.産地

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産地:タンザニア

でしか、取れないっていうことです。

ただ、ゾイサイト自体は
他のいろんなエリアでも産出されますね。

3.伝承

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タンザナイトは
歴史が新しい石なので伝承はなく、

12月の誕生石として
認定されている石でもあります。

12月の誕生石として
使われていることからも分かるように
誕生石って入れ替わったりするんですよね。

誕生石の特集もやろうと思っているんですけど
誕生石と自分の相性がどうこうって
あんまり関係ないのかなと…

でも、素敵で美しい、魅力的な石なので
タンザナイトが12月の誕生石って羨ましいな
とは思いますけどね。

4.亜種

ゾイサイトグループが亜種になります。
まず一つは、アニョライト。

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グリーンのゾイサイトです。
一番、一般的ではないかなと思います。

真ん中がレッドカラーなんですけど
ルビーなんですね。


よく「ルビーインゾイサイト」
と売られているものが、コレです。
本当に、よくルビーを伴って
産出されるんですよね。

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ピンク~赤いゾイサイトっていうのが
チューライトって言われます。


次回は
タンザナイトの偽物や加工品について
お伝えしていきます(^▽^)/

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