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【翡翠・ジェダイト②五徳を高める東洋の石】

【翡翠・ジュダイト①】

はいどーも!
とよぴーです!

今回は
翡翠(ジュダイト)の伝承について語っていきます。

【翡翠 パワーストーン徹底解説】五徳を高め、人生に豊かさをもたらす東洋の宝石、翡翠の魅力を専門家が解説!


1.翡翠の伝承

①中国では五徳の石

中国では、古くは玉(ぎょく)と呼ばれ
権力者の象徴として珍重されてきました。

五徳(仁・義・礼・智・信)を備えた石であり

持つ者に5つの徳を与え、
支配力を授けるとされています。

元々、中国では軟玉(ネフライト)の翡翠が
珍重されていましたが、

13世紀にミャンマーの商人によって
中国に持ち込まれた硬玉(ジュダイト)の翡翠は

カラーバリエーションが
豊富であること、

神聖な鳥であるカワセミの羽色と
似ていることからも

自然と人気が根付いていきました。

また、清の時代に西太后が
翡翠をこよなく愛したことから

上質の翡翠の装飾品を献上するために
品質の見分け方が発展したとされています。

②諸外国では武器や儀式用

中国や日本などのアジア圏で
人気があるイメージの強い翡翠ですが、

実は、他の国でも珍重されてきた
歴史があります。

初期にヨーロッパに入った翡翠は、

中南米を征服した権力者が
スペインに持ち帰ったのが始まり
だとされています。

硬玉(ジュダイト)の硬い特性から、
装飾品ではなく

斧やナイフといった
武器として加工されていた
という記述も残っています。

後に、宝飾品・香炉・数珠玉・ボタンなど
に利用されることが増えていきました。


オセアニアのニュージーランドのマオリ族は
翡翠をグリーンストーンと呼んで

一族に長寿と繁栄をもたらす石
として崇めたとされています。

③古事記の時代からの繋がり

翡翠は古事記の時代から
日本と深い繋がりがあります。

以前は、日本各地で出土された
翡翠の勾玉や装飾品は、

中国から入ってきたものではないかと
考えられていたんですよ。

けれど、昭和13年に糸魚川で
翡翠の原石が発見されたことで、

実は中国ではなく、
全て糸魚川で採れたものであることが
わかってきました。

今回はここまで!

それではまた!
バイバイ〜


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