![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/93682863/rectangle_large_type_2_81a6aee35ec0983b8c6db17894fa6405.jpeg?width=1200)
【翡翠・ジェダイト②五徳を高める東洋の石】
【翡翠・ジュダイト①】
はいどーも!
とよぴーです!
今回は
翡翠(ジュダイト)の伝承について語っていきます。
【翡翠 パワーストーン徹底解説】五徳を高め、人生に豊かさをもたらす東洋の宝石、翡翠の魅力を専門家が解説!
1.翡翠の伝承
①中国では五徳の石
![](https://assets.st-note.com/img/1671488985224-oGiz65mLvF.png)
中国では、古くは玉(ぎょく)と呼ばれ
権力者の象徴として珍重されてきました。
五徳(仁・義・礼・智・信)を備えた石であり
持つ者に5つの徳を与え、
支配力を授けるとされています。
元々、中国では軟玉(ネフライト)の翡翠が
珍重されていましたが、
13世紀にミャンマーの商人によって
中国に持ち込まれた硬玉(ジュダイト)の翡翠は
カラーバリエーションが
豊富であること、
神聖な鳥であるカワセミの羽色と
似ていることからも
自然と人気が根付いていきました。
また、清の時代に西太后が
翡翠をこよなく愛したことから
上質の翡翠の装飾品を献上するために
品質の見分け方が発展したとされています。
②諸外国では武器や儀式用
![](https://assets.st-note.com/img/1671489031475-T0E6ZOMMlL.png)
中国や日本などのアジア圏で
人気があるイメージの強い翡翠ですが、
実は、他の国でも珍重されてきた
歴史があります。
初期にヨーロッパに入った翡翠は、
中南米を征服した権力者が
スペインに持ち帰ったのが始まり
だとされています。
硬玉(ジュダイト)の硬い特性から、
装飾品ではなく
斧やナイフといった
武器として加工されていた
という記述も残っています。
後に、宝飾品・香炉・数珠玉・ボタンなど
に利用されることが増えていきました。
![](https://assets.st-note.com/img/1671489063698-5GPx3Rgb3t.png)
オセアニアのニュージーランドのマオリ族は
翡翠をグリーンストーンと呼んで
一族に長寿と繁栄をもたらす石
として崇めたとされています。
③古事記の時代からの繋がり
![](https://assets.st-note.com/img/1671489097109-fT2slsXPi3.png)
翡翠は古事記の時代から
日本と深い繋がりがあります。
以前は、日本各地で出土された
翡翠の勾玉や装飾品は、
中国から入ってきたものではないかと
考えられていたんですよ。
けれど、昭和13年に糸魚川で
翡翠の原石が発見されたことで、
実は中国ではなく、
全て糸魚川で採れたものであることが
わかってきました。
今回はここまで!
それではまた!
バイバイ〜
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?