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【パイライト➁アンティークジュエリー・マルカジット】

今回も引き続き
パイライトについて解説していきます!

【パイライト 徹底解説!】魔除けと金運、現実化の石パイライト!愚者の金と呼ばれるパイライトの秘密を徹底公開♪


1.パイライトにまつわる話

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古代ギリシャやローマでは、
装飾品として用いられることが
多かったんですよ。

磨くことで
金に似た感じに仕上げたり、
鏡として活用されていました。

インカ帝国では巨大なパイライトを磨いて
呪術用の鏡を作ったとされています。

15世紀頃に開発された
ホイールロックという火打ち石タイプの銃の
撃鉄部分に使われていたという記述があります。

18世紀頃には、マルカジットと呼ばれて
ダイヤモンドの代用品となる
ジュエリーとして人気がありました。

今では、宝石としての価値よりも
原石そのままの形を楽しむ愛好家が多いですね。

アンティークジュエリーとしてのマルカジットは
今でも人気がありますが、

コンディションの良いパイライトは希少性が高いです。


2.パイライトの亜種等

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パイライトには写真の様なパイライトボール、

パイライトサンと呼ばれる円形のものなど
様々な形状のものがあります。

亜種としては

硫化鉄であるパイライトに銅が混入した
チャルコパイライトがあり、

鮮やかなイエローゴールドをしています。

他にもマーカサイトは
パラサイトと同質異同の鉱物で

薄い感じの色味をしているものが多いです。

また、パイライトより脆くて安定しないため
劣化が激しいのが特徴ですね。


3.パイライトの偽物、加工について

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パイライト自体が金の偽物と言われているため

偽物を作ることに
それほどメリットがない石なので
偽物は少ないですが、

チャルコパイライトやマーカサイトが間違って
流通しているケースはあるかもしれませんね。

加工については、

表面を触った時に
手の脂が付いてしまうことを防ぐために

コーティング加工が
施されていることも多いです。

4.取り扱い上の注意

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基本的に水とか塩には弱いので浄化の際は
他のものを使う方が良いですね。

湿気にも弱いので、保管には注意が必要です。

金属なので、アクセサリーやジュエリーとして
直接肌に触れる感じで身に付ける場合は、

金属アレルギーのある方は
避けたほうが良いかと思います。

今回はここまで!

次回はパイライトの
スピリチュアルな働きについてご紹介します。

お楽しみに〜

では!
バイバイ〜


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