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toyooka1992流 料理の写真について

今回はいつもinstagramにupしている「美味しそう!食べてみたい!」と思ってもらえる料理の撮り方、編集の仕方について説明します。

また、一眼レフで撮った写真ではなく、スマホとアプリだけでできる方法です。そもそも今のスマホは大きなカメラに負けないくらいキレイに撮れます。(総監督はiPhone7を使用)


構図

目の前にあるものをどう切り取るかで、
写真の印象は9割決まってくると思っています。残りの1割は、明るくしたり色を付けたりなどで補っていくようなイメージです。

構図には、日の丸構図・三分割構図・放射線構図・対角線構図・二分割構図・トンネル構図が代表的です。

その中でも、日の丸構図を多用しています。日の丸構図は被写体を真ん中に置く構図で、簡単に撮ることが出来ます。

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光の当て方

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最近では、テイクアウトのお弁当を撮るようになってきました。

自宅では、白いカーテンに太陽光を通し、上の写真のように撮っています。(ナフコで買ったイスの上に、ニトリで買ったテーブルを乗せています。)

被写体の側面から光が入るように撮ると、陰影がつき立体感が出ます。

有名フォトグラファーが「太陽光が一番最強!」と言っているのをSNSでよく見ます。


アングル(カメラを向ける角度)

スマホについているカメラは広角レンズが多いです。その特性を生かし料理を俯瞰的に撮ります。(カメラを真下に向けて撮る)

そしてinstagramでは縦横比が1:1の正方形が基本的になってくるので、「スクエア」で撮影します。


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↑ スマホで撮っただけの未加工の写真。写真加工アプリ「vsco」を用いて編集していきます。


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↑ よく使うプリセットは「A6」

プリセットは簡単におしゃれな感じに色を付けてくれるので便利です。

なぜ「A6」なのかと言うと、暖色系(赤ぽい色合い)なので、温かみを感じることができ、より美味しそうに見えるからです。


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HB2はお気に入りのプリセットではありますが、寒色系(青ぽい色合い)なので、料理には合わないと思っています。

(青色は食欲を減退させる色でもあるらしい、、、)


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↑ 端の方に不要な影が写っているので、ちょっとだけ 1:1 のクロップ(切り取り)をします。


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↑ 気持ち明るめに、露出は+1.0〜+1.5ぐらいを目安に。写真が明るくなると美味しそうに見えます。


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↑ 明るく調整すると色が薄くなってくるので、彩度を調整し色を足していきます。



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↑ これで完成です。明瞭度やホワイトバランスなどを触るときもあります。


最後に

いつもご飯を食べにいくときはinstagramを更新することが目的ではなく、美味しく頂くことを目的としています。

撮ることに夢中になって料理が冷めるのはイヤなので、撮るのは1分以内を目安にしています。

美味しく撮ることも重要なので、本来とかけ離れた色などは、芸術として認められるかもしれませんが「食べにいきたい!」という気持ちにはさせてくれません。


そもそもお店は料理だけではなく、食器や机、雰囲気などにもこだわりをもっておられます。すでに「映える」要素は完成されているのです。

toyooka1992流 料理の写真は、そんなお店のこだわりを少しだけ借りています。



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