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第20回 ライブ配信の可能性|トロントの多様性をクリエイティブに楽しむ

世界的に流行した新型コロナウイルスの影響でエンターテイメント業界では大きな損失を受けています。政府からの意向もありイベントの自粛が相次ぐ中、家の中などにいながらイベントを楽しめる、オンラインでの取り組みが盛り上がりをみせています。

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 YouTubeをはじめ、今やテレビだけでは無く、モバイルでもストレス無く動画が楽しめる世の中になっています。今後ネット回線も5Gが当然になり、より動画を見ることが気軽になり、ネット上でのダウンロードやアップロードに掛かる時間も飛躍的に短縮される見込みです。そんな動画時代を迎える中で、エンターテインメント業界ももちろんその市場に注目をしている訳ですが、今回突然現れた新型ウイルスの影響で動画ビジネスに向けられる目線が更に高まり、市場の盛り上がりも予想より早まるように思えます。

 実際私たちの興行ライブでも一度は中止を決定したものの、イベント当日に無観客で演奏を行い、その様子をライブ配信しています。そして結果的にその視聴者数はその会場より大幅に上回ることが多く、まだまだマネタイズポイントは考えるべきものの、アーティスト活動はこの状況下でも継続的に行う事が出来るのです。今はライブ配信のプラットフォームも多様化し、様々なサービスが日々生まれて来ております。プラットフォームとコンテンツが今後更に充実することは間違いなく、今回の新型ウイルスでの事例が後で見てみると時代の転換期になるかもしれませんね。

 経済活動は決して止めるべきでは無く、今回のピンチをチャンスに変え、新しいビジネスやマーケットが生まれる機会にしていかなければならないですよね。いつまで事態が続くか分からず不安も多いと思いますが、皆さんで乗り切っていきましょう。カナダにいる皆さんも健康第一で素敵な春のシーズンをお過ごしください。

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