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第51回 初の瀬戸内芸術祭に|トロントの多様性をクリエイティブに楽しむ

 先月は初の韓国で心踊った記事を書きましたが(梨泰院群衆事故には大変ショックを受けました。亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げます)、10月はさらに瀬戸内芸術祭2022に行ってきました。

 仕事のご縁で岡山に行くことがあり(岡山も初上陸!)、これはせっかくならばと岡山駅からは約2時間かかりましたが、香川県直島まで(瀬戸内国際芸術祭2022のメイン会場)。今回は直島しか時間的に回れませんでしたが、それでもメイン所の施設や作品を見ることができて、とても有意義なインプットの時間となりました。

 瀬戸内国際芸術祭2022は、瀬戸内海の12の島と2つの港を舞台に開催される現代アートの祭典。アートを軸にした町おこし、直島は人口が僅か3200人。コロナが落ち着いたとはいえ、芸術祭再開の判断をしたのも大変な事だったと思います。ただそれほどまでに住まれている島民は芸術祭の再開を望まれていたのだろうと推測しますし、今回訪れたのは週末という事もあってとても賑わい、島民の方からは所々で明るく挨拶を受けました。

 個人的なお気に入りの作品は、杉本博司ギャラリーの「時の回廊」でした。安藤建築と杉本作品のハイブリッドな空間がとにかく素晴らしかったです。日本にはまだまだ素晴らしい場所があるなと再認識しました。カナダ在住の皆様も是非日本に渡航の際は訪れて頂きたいです。

瀬戸内国際芸術祭2022 

杉本博司ギャラリー 時の回廊



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