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旧統一教会と献金の関係

今回は献金の関係について書いてみたいと思います。
当時、天一国というものを作るために献金が必要だったのは事実。
「献金してください」
と一般の人に言ってもしてくれないので、物販というのがそこにありました。
 
私が動員されたのは
・宝石
・着物
・絵
の3つは必須。
必要に応じて
・高麗人参
・家系図
・印鑑
というのがありました。
もっと他にもあるんだとおもうけど、私が知っているのはこのあたり。
 
私は高麗人参は確か、自己啓発セミナーに通っていた時代の担当者に連れていかれた記憶が。
その時に姓名判断もみてもらうんだけど、
「よく生きてこられましたね」
と言われて、私自身、生まれるのも大変だった話を母から聞いていたので、そんなことがわかるんだ‥と思った記憶があります。
この人は本当にみえる人だったのかも知れませんね。
  
高麗人参はマナとよばれていました。
この高麗人参が超苦かったけど、頑張って飲んでいたら好転反応でアレルギーが出て発疹やら熱やら‥それはそれは大変でした。
 
 
宝石は宝飾展に連れていかれます。
一回目は招待を知らずゲストで、その後は正体を明かされた後に宝石を買うために、あとは親や友達やゲストとして連れて行きました。
宝飾展は年に一回あります。
宝飾展のアクセサリーには、文鮮明氏や韓鶴子氏をイメージしたものがあり、信徒はそれを買うのが当たり前でしたね。
でも、自分で買うのは実践部(伝道するところ)ではNGで、親を連れて行ったり親からお金を貰ったりすることをしないといけませんでした。
宝飾の価値がどのくらいで、献金としてどのくらいプラスされているのか?は分かりませんが、私が購入することで私を連れていった人に、購入した宝飾の何%が献金として加算されるというのはあったようです。
 
私は脱会してから買った宝飾品は全部、ヤフオクなどで売ってしまいました。
どれもごつくて、普段向きではないというのもあります。
 
絵や着物も同様ですね。 
絵は一応画家として活動しているもの。
私が買ったのは、韓国の画家だったと思います。
画家さんは会場にはいなかったかな。
絵は母を動員して買ってもらい、今は玄関に飾ってあります。

着物は着物作家さんのものを持っていますが、その作家さんは会場にいました。
着物の展示会にいる作家さんは、この展示会が旧統一教会のものであることは、わかって参加していると言っていたように思います。
この着物は父と母を動員して、父に買ってもらい、娘の七五三や友人の結婚式などに着ています。
 
私はこの展示会は本当に、本当に、大嫌いでした。当時はいえなかったけど。
それについては、今度、書きます。
 
給料をもらってくると、そのうちの何%かが献金として毎月献上していたように思います。
 
当時私はアパートを借りていたのですが、集団生活をしていたので、それを違う信者に貸していました。
私が教会の活動を継続するには、親には活動を内緒にしてましたから、アパートが必要でした。
そこは教会が管理すると言っていたので、そういう形にしたのですが、途中管理会社から連絡があり、家賃の滞納を指摘され慌てて、支払いに行くことがありました。
金額が多くてびっくり!!
自分たちの献金はきっちりするけど、その他のことについては、きっちりやらないんだなと思いました。

礼拝の後は献金の袋が回ってきた記憶がありましたね。
 
あとは献身するために行った地域を回る物販。
「ハンカチや巾着、タオルなどを、恵まれない子どもたちのために買ってください。」
という主旨で地方の地域を回ります。
結構ふっかけた値段だったように思います。私だったら買わないかも(笑)
これも売上の何%かが献金になったと思います。
 
教会に7年いましたが、多分、献金額は1000万を超えていたと思います。
まぁ青年だったから、献金をそこまで言われなかったのはありますかね。
資産家とかだと、まずは献金だと思います。

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