問題のように見えるもの

問題が突然現れたように見えるものは、突然現れたのではなくて、もともと奥の方にあったもの。奥に押しやって、見えなくしていたものが、ふわふわっと、浮上してきたもの。

もともと水面下にあったのだから、いつか、何かのタイミングで、浮上してくる。それが今だっただけ。

問題の種が芽を出して、表に現れてくる。
現れてきたときが、そこに問題があったことに気づくとき。

多分、解決はしなくていいのだと思う。
気づいて受け入れるだけで、いいのだと思う。

その問題を、また見なかったことにしたり、反発したりしないで、ただ「そうか」と受け入れることができれば、もう問題ではなくなっている。

「問題」と認識しなくなったとき、自然と解決へ向かって行く。

きっと、過去には「受け入れる」ことができなくて押し込めてしまっていたもの。それが「問題」として「今」に現れてくる。

気づいて、受け入れればいい。

「問題」は問題ではなくなる。