真面目は損なのか?

自分で言うのも変かもしれないのですが、私は真面目だと思います。

時間も守るし、ルールも守る。約束も守るし、言われたことは自分にできることであればできるだけやろうとする。部屋もわりと綺麗にしてる。

でも、人生に不満がありました。だって、自分が不真面目だと思う人、例えばゴミ屋敷だったり、遅刻したり、貸したものを返してくれなかったり、約束を破ったり。そういう人が、いろいろ人生がうまくいっているように見えたり、実際そうだったりする。

いじめっ子やパワハラしてる人が、人気だったり出世したり。

真面目にやっても意味ないなぁなんて思ってたことありました。

でもね、真面目に行動できることって強みなんですよね。

たぶんですけど、不真面目な人って、真面目にするのが苦手なのかもしれないですよね。時間を守ろうと思っても、忘れちゃったり、寝坊したり。

でもそういう人って、人とのコミュニケーションに長けていたり、うまく生き抜くというか、例えば、どの瞬間に誰の味方につけばいいとか、この人にはここまでキツく言っても大丈夫だとか、そういうのを見抜ける能力が高かったり、その人なりの生きるスキルをいかしているんですよね。

だから真面目な人間からすると、人生上手くやっているように見えたりしてるのかもしれません。

そう思うようになってから、私は真面目を強みに生きていこうと思うようになりました。真面目が損をすることもあれば、真面目が強みになることもある。コツコツが求められる地味な仕事は得意。逆に、営業とかは苦手。人間関係の中で上手く切り抜けるのは苦手だから、社内政治が強い会社とかは苦手。こんなふうに分析していったらもう少し良く生きられると思います。

それでも時々、真面目って損だなとか思ったときは、呪文のようにこのことを思います。私は、自分が真面目が良いと思って選択して生きているのであり、自分の信念に沿って自分の人生を生きていくこと、これが全てで、他人と比べるなんてキリがないんだ!と思います。









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