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【カメラ】EOS R8でEVO Japan 2024ドキュメンタリー動画を撮影してきた話【週刊日記】

 こんにちは。とよまんです。もはや週刊日記ではありませんが、久しぶりの週刊日記の更新です。今回はEOS R8は手持ちのドキュメンタリー撮影に向いてるのじゃないかという話をしていきます。

買ったばかりのカメラでEVO Japan 2024の取材へ

 少し時間が経ってしまいましたが、4月27日〜29日にかけて開催された格闘ゲーム世界大会「EVO Japan 2024」にて、先日購入したEOS R8とRF24-105mm F4を使って取材してきました。

 「スト4」のころから記者としてさまざまな大会を取材し、記事を執筆していたのですが、最近は記事ではなく動画に落とし込むことに挑戦しています(動画取材は2018年頃からやり始めてたんですが、なかなか定着させることができずって感じで今に至ってるわけですが、このへんは別の機会に)。

 そんなわけで、スト6部門に出場していたFAV gamingのりゅうきち選手に密着させていただき、ドキュメンタリー動画を作成しました。それが↓の動画なのでぜひご視聴いただけると幸いです。

記事化と動画化の違い

 昔はこういった選手密着取材も記事にしていたのですが、今回は動画化に挑戦(↓は7年くらい前にボンちゃん選手に密着した際の取材記事の一部)。

 あたり前だけど、記事はテキストが中心なので、要所で写真を撮ったり、気になるところをメモしたりしておき、後ほどそれらを整理して原稿を書くのですが、動画取材の場合は、つねにカメラを回していなければいけないのが大きな違いでした。

 記事は写真を撮っていなくてもテキストでフォローすればいいんですけど、動画は基本的に撮影した素材を組み合わせて作るので、シーンの撮り逃しがあるとかなりキツい。だからつねにカメラを構えておかないといけないのが、なかなかにたいへんでした。

 動画は写真と違ってつねにカメラを構える必要があるので、腕が結構疲れるw EVO Japanは朝9時くらいから会場風景などの素材撮影を行なって、りゅうきち選手の会場入りを待つ。

 試合が始まればつねにカメラを回しながら帯同しつつ、僕はFAV gamingのスタッフでもあるので、選手につぎの対戦相手の情報を伝えたり、水を届けたり、時には手荷物を持ってあげたりしながら撮影を行います。朝9時から19時頃までの長丁場になるので、相当スタミナを消費するし、カメラを構え続ける筋力も必要で、なかなかの重労働w

EOS R8の利点

 今回の密着取材はかなりの重労働だったことを考えると、やはりEOS R8の軽さは正義。長時間カメラを構えるとなると、やっぱ腕にダメージが来るので少しでも軽い方がいいと感じました。フットワークが軽くなるし、撮影モチベーションが上がるので、いろいろなシーンを撮影できるようになる。この点は本当に素晴らしいと思いました。

 EOS R8は軽い一方でバッテリー容量が非常に少ないです。フルHD撮影だとだいたい2時間弱が限界。取材前はここがかなり不安だったのですが、撮影の合間はしっかり充電用のUSBケーブルをつないでおけますし、いざとなったらモバイルバッテリーで給電しながら撮影もできるので、よく言われるバッテリー問題を心配する必要はありませんでした。

 むしろバッテリー容量は大きいけど重いカメラを持って疲れる方が微妙かなと。そのくらい長時間撮影はスタミナや筋力が必要なので、マジで軽さを優先すべきと思いました。 

RF24-105 F4はどんな?

 撮影は全編「RF24-105 F4」を使用。700gとそこそこ重いので、撮影しているとややフロントヘビー感があり、気を抜くとレンズがお辞儀してしまって、被写体の顔が画角から外れてしまうこともありました。ここは次回への課題ですね。しっかり構えられるようにしたい。

 つぎに焦点距離ですが、広角24mmはこういった密着取材動画では結構重宝する。被写体と近い距離で話をしながら撮影するので、35mmや50mmだとおそらく顔がドアップになってしまいます。今回の取材では24mmで撮影するシーンが非常に多かったですね。欲をいうと近距離の撮影は20mmくらいがベストなのかもしれません。

 また、今回の取材では大きなステージ上でプレイするケースもあったので、望遠端105mmがあってかなり助けられました。ドキュメンタリー動画では撮り逃しが許されないため、レンズを変えている暇もないので、24mmと105mmを瞬時に切り替えられるのは相当便利。離れた場所の撮影だけではなく、手元や表情のアップなども抑えられるのもよかったです。

 F値4.0という明るさも十分でした。eスポーツの会場はかなり暗いことが多いので、これまで写真撮影ではF2.8以下のレンズを使用することが多かったので、今回F4レンズで少し不安でしたが、暗すぎて撮影できないということはありませんでした。一部設定を明るめにした部分はありましたけど、問題ありませんでした。

カメラを落下させました…

 取材は順調に終え、りゅうきち選手も堂々の4位と浮かれていた帰り道、クイックリリースが突然外れてEOS R8が落下。保護フィルターが大破し、レンズには傷が……。SDカードの撮影データは無事だったため、動画は問題なく制作できましたが、なかなかショックです…。一応可動はするんですが、正常に動いているのかは不明です。皆さんもクイックリリースを信頼過ぎるのはお気をつけください。。。


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