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ADHDの映画を観にいってきました

全国巡業上映中の「ノルマル17歳。わたしたちADHD」を、横浜のジャック&ベティさんで観てきました。

むかしの彼女のことを思い出した

むかし会計系の就労継続支援A型にいた時、働いて1ヶ月くらい経った頃かな…あるギャル風の女の子が見学に来て、そのまま実習しにきました。私はなんかその素直な子がすごく気に入っちゃって、それとなく社長に「あの子雇わないんですか?」って聞いたら「うん!私たちも彼女は受け入れたいと思っててね!」という話で、のちに彼女になった子がADHDでした。
(あっ、サラッと言っちゃったけど私バイセクシャルです、はい。)

その子がまさに映画に出てきた左側の朱里ちゃんそのものだったなぁ〜!
とても明るくて美人さんで、でもすごく衝動的だけど自由奔放なADHD気質が出ていて…最後の方は私自身がカサンドラ症候群に近い形になってしまって別れたあの子にそっくりでした。(ネタバレするので詳細は避けますが

この映画を観ていてから彼女と付き合っていたらまた違ってたかもしれないなって思ったり。きっと元彼女が送ってきた学生生活や思春期そのもののように描かれていたので。

じぶんとそっくりな絃ちゃん

右側の制服を正しく着こなしてる絃ちゃんは過集中の症状が自分にそっくりだなーって思って、見入っちゃいました。心の中で「そうなんだよ〜、気づいたら夜中の2時過ぎまで勉強しちゃってたなぁ、私も高校生の時に」ってね。
(あと私の昔の名前の中のひと文字が「紘」だったので、そこも似てるなぁって…だからよく紘と絃とを間違えられる半生を送ってたんだなって(笑))

絶望の中で触れる大人たちの存在

そこが意外とこの映画のミソかな〜って思いました。
おそらくついつい発達障害のあるお子さんをこういうふうに叱っちゃうっていう親御さんへの共感を呼ぶところもあり、かたやW主演の2人の女の子にとっては親以外の大人たちから影響を受けていくところが素敵でした。

皆様もぜひ!

人気のあまりロングラン上映が決まり7月中は横浜ジャック&ベティで、ついで宇都宮、そのあとは関西の至る所で上映し、宮崎や愛媛のシアターで観れるそうです。当事者の方やそのご家族、友達などぜひぜひ!

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