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「Awwwardsって参加した方が良いのか」分からなかったので、Awwwards Tokyo 2020参加してみた

Awwwards Tokyo 2020に参加してきました。

各登壇の内容詳細はnoteに書いている方がいたのでリンクを貼らせていただきつつ
現場の写真と、感じた問題点などをまとめました。

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Awwwards Day1

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Awwwards Day2

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Awwwardsは参加すべきか、そしてその内容

結論から言うと、チケット代以上の価値がある、意義あるカンファレンスでした。

今まで海外のAwwwardsに参加してきた人たちが、なぜ楽しいフェスだと言わなかったのかが謎なくらい楽しかったです。フジロックくらい余韻がありました。
(明確に言っている人がいたらすみません。)

もちろん楽しかっただけではなく
しっかりと、今の時代のクリエイティブがどこに向かっていて、
日本と海外の差はなんなのかを感じ取れるものでした。

各登壇者の言っていることが、日本と海外ではかなり視点が違い、
各々では同じ方向を向いていたからです。

日本勢は、デザインフローや訴求、プロジェクトマネージメントで「エモーショナル」「ロジカル」の間をどのように埋めるのか、実践している具体的な手法を説明していました。それらは普段、国内だったら絶対に出さないだろうノウハウでした。

対して海外では、「どうユニークであるか」「他とは違う自分のクリエイティブ」についての発信で。
プレゼンテーションもユーモアを含めることで、アイデアを膨らまし、きっちりと人に伝える形でした。
もう1点共通して海外勢が言っていたのは「失敗をしろ、失敗をせず成功はない」
これはヨーロッパ・アメリカで精神論として根付いたものがあるのかもしれません。

この業界に長く携わり、経験則からの話は聞き応えがありました。
その中でも、ユニークなプレゼンで印象に残っているのが下記登壇者でした。※順不同
・Keitaro Suzuki / 鈴木慶太郎 (Shiftbrain) - How to continue being a designer without losing soul
・Genki Imamura / 今村玄紀 (Bees & Honey) - Branding & Digital Design
・Min-Sang Choi (Google) - Things were lost in translation
・Marina Fujiwara / 藤原麻里菜 - How to show Useless stuff on the internet (Japannese)
・David Navarro (Ueno.) - Design Like a Supervillain: An Ode to Chaos and Creativity
・Vitaly Friedman (Smashing Magazine) - Bringing Personality Back To The Web
・Marc Wesseling (UltraSuperNew) - Why Creativity is our Most Precious Commodity in the Digital Age
・Álvaro Arregui (Nuevo.Tokyo) - Foreigner Opening a Design Studio in Japan
・Leta Sobierajski & Wade Jeffree - Creative Companionship

参考: 【予習メモ共有①】Awwwards Conference Tokyo 2020
Awwwards Tokyo 全登壇者まとめてくださってます。
https://note.com/irritantis/n/n846760c3dc9e

<Awwwardsレビュー記事はnoteにいっぱいアップしてくれてるよー>
https://note.com/search?context=note&mode=search&q=awwwards%20tokyo

言語の壁

対策はされていて、interactioと言うアプリで通訳を流します。

ただ「翻訳と実際の登壇に時間差がかなり発生する」、
「会場でWi-Fiが繋がらなかった」ので翻訳だと追い切れない
と言う声をたくさん聞きました。(日本語-英語、英語-日本語のどちらも)
ここは主催者側も把握できているところでしょう、
今後の改善が期待されます。

カンファレンス 二つの問題点

Awwwardsが今後日本で行われることがあると仮定して、考えられる問題点二つについて。

1. 開催国でもあるのに圧倒的に日本からの参加者が少なすぎる(海外からの参加者7割、日本3割)
2. 海外クリエイティブメンバーとのコミュニケーションのむずかしさ

1は単純に中身の分からないものに、高額なチケット代を払いたくない心理にあります。
今まで公表されている内容が、あまり魅力的に感じないのに6万円も払えない。

一回でも参加するか、ポップな登壇動画が一つでもあれば日本での意識は変わるかもと思います。
(移動に33時間かけてAwwwards Tokyoに来ている海外の方が居たのは印象的でした。)

参考: Awwwards YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCYWGYef22gx8PaXZMLHAQsw/videos

デザインと言うより、アーティストよりですが
今回一番来場者を惹きつけたのは、Leta Sobierajski & Wade Jeffreeと感じました。大トリですし。
下記が内容としては、ほぼ同じ動画になります。
https://www.youtube.com/watch?v=3kdSNEkSkrg

2は打開策が少しだけ用意されていました。
受付でパスを受け取ると、右下にランダムで1つ絵が入っています。
その絵はペアになっていて、ペアを見つけるとクジが引け、景品が貰えます。
それだけだと弱い印象はありますが、そこも改善中なのではと言う感じでした。

後はコミュニケーションを取れなかった原因は、初回参加の自分のひより、過密日程の疲れによるものです。

結論

Awwwardsは楽しく意義があるカンファレンス、
チケットは海外勢との争奪戦。
だから無理してでも行くことをオススメします。

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