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TOYO工工四

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TOYOオリジナル工工四さ〜。歌の区切りで改行するのでとてもわかりやすいんだねえ。カラフルで目に優しいよ〜。三線だけで歌えるように音も工夫されているんだねえ。
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デンサー節(八重山)

デンサー節(八重山)

ビギンの島人ぬ宝にでてくるデンサー節。その発祥の地。西表の港のある上原(ういばる)のデンサー節です。最初に「上原のデンサー節ですよ。歌いますから聞いて下さい」っていう出だしがいいね。でも内容的にはザ・教訓歌で封建的すぎて今では合わないなってのもありますね。「親子関係は子供から、嫁から貢献しなさい」の3番ですね。上原はデンサ祭り。デンサー節大会は竹富町の各島々で行われるそうだ。沖縄芝居の人が沖縄本島

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アンパンマンのマーチ

アンパンマンのマーチ

マッシーは玩具のパッケージを作る仕事をしてたんだねえ。アンパンマンもやったよ。子供が最初に欲しがるものはアンパンマンらしいよ。困っている人がいたら助けに行くアンパンマン。自分の顔を相手にあげちゃうんだから。自己犠牲の精神をもったヒーローなんだね。

そうだ 嬉しいんだ生きる喜び たとえ胸の傷が痛んでも

何の為に生まれて 何をして生きるのか
答えられないなんて そんなのは嫌だ
今を生きることで 熱

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蘇州夜曲

蘇州夜曲



映画「支那の夜」の挿入歌。長谷(長谷川一夫)と桂蘭(李香蘭)のラブロマンス。二人が訪れる蘇州でこの歌が流れるんだねえ。運河。寒山寺。虎丘の斜塔。結婚を前に幸せの夢の中にいるような美しいシーンだ。作曲は服部良一。日本の曲の中でも屈指の美しい曲だよねえ。夜曲とはセレナーデ。恋人のために歌う歌のことだねえ。そして長谷が死んだと聞かされ再び蘇州を訪れる桂蘭。ここでは悲しみのメロディとなって2番の歌詞が

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赤ゆら

赤ゆら

大島 保克(おおしま やすかつ)の曲なんだねえ。彼は本当に歌がうまいよー。マッシーもときどき参考にしているんだねえーー。赤ゆらっていう言葉知らなかったけど、八重山でデイゴのことそういうんだねえ。沖縄口ではディーグだけどさ、アカユラとかアカヨーラっていうほうがきれいだねえ。「しかとぅ咲き」っていう言葉が八重山っぽくていいんだねえー

赤ゆら
作詞作曲 大島保克

潮(しゆ)ん満ち 里(さとぅ)戻(む

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世界に一つだけの花を

世界に一つだけの花を

国民的ヒット曲だからねえ。工工四にしてみたよ。歌詞がつめこんであるので歌を覚えるにまず苦労したんだねえ、、それぞれの花を咲かせることに一生懸命になりなさい。マッシーもそう思うよ。小さい花も大きい花もみんなきれいだからさあ。一下げという特殊なチンダミで弾くんだよ。一下げは便利だよ。みんなもやればいいさあ。

ナンバーワンにならなくてもいい もともと特別なオンリーワン

花屋の店先に並んだ いろんな花

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黄金の花

黄金の花



お金で心を汚さないでっていうメッセージですよね。この曲が世に出た90年代。バブル景気でカネカネ、やったもん勝ち、儲けて何が悪いっていうものが崩壊した後の時代。中国東南アジアからの出稼ぎも増えてきた。スピリチュアルや多様な価値観が注目されていた。心の時代だったと思う。その時代にニュース23のエンディングでこの歌がかかっていた。筑紫哲也さんが気に入って採用したそうだ。素朴なメッセージもネーネーズだ

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沖縄を返せ

沖縄を返せ



「沖縄を返せ」(作詞:全司法福岡支部、作曲:荒木栄)

固き土を破りて 民族(県民)の怒りに燃ゆる島 沖縄よ
我らと我らの祖先が 血と汗をもって 守り育てた沖縄よ
我らは叫ぶ 沖縄よ 我らのものだ 沖縄は
沖縄を返せ 沖縄を(へ)返せ

復帰運動、基地反対、平和運動の現場などでずっと歌われ続けてきたこの歌はものすごく強い。これ以上のものはないでしょうね。大工哲弘さんでこの歌を知りましたが、原曲

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島の女(ひと)

島の女(ひと)



田場盛信 
70年代沖縄の歌謡調民謡の第一人者 ジュークボックス全盛期にシングルを出し続けた

こぬか雨降る 那覇の町 南の島の 沖縄に
なぜかうつろな 風が吹く
あの子はどこに いるのやら
忘れられない 島の女(人)

一夜明かした波の上 優しくいつも歌ってた
安里屋ユンタのあの唄に
紺の絣が似合う人 心に残る島の女(人)

誰を恨むか この定め 二人の恋は遠い夢
もしもあの日に戻るなら

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ユイユイ

ユイユイ

ポンキッキで流れていました。当時高校生と思えない山川まゆみさんの歌唱力。曲も知名定男さんのPOPセンスが見事です。

ユイユイ
作詞 上原直彦 作曲 知名定男

ハイサイ ディーサイ ユイマール
ユイユイユイ ユイユイユイ ユイマール
清ら美ら 清ら美ら 赤花
恵みのしるし 太陽加那志(てぃだがなし)
ユイユイユイ ユイユイユイ ユイマール
黄金島やさ ユイユイマール
我したウチナー ユイ 我した

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島々清しゃ

島々清しゃ



作詞:久米仁   作曲:普久原恒勇

島々清しゃや  清しゃぬ 城に御願所よ 
前の田んぼによ  夕陽赤く燃えてよ
サーユイヤサー
畑で草焼く 白い煙の 煙の清しゃよ

村々清しゃや 清しゃぬ 福木に石垣よ
みんな待ってたよ  夏の祭りすんでよ
サーユイヤサー
通た道々 香しゃ九年母の 九年母の清しゃよ

白浜清しゃや 清しゃぬ 朝凪夕凪よ
潮は満潮よ  磯で千鳥ないてよ
サーユイヤサー
帰る

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ワイド節

ワイド節

坪山豊 作曲  中村民郎 作詞

徳之島の闘牛の歌です。おきなわの闘牛は牛相撲みたいな感じです。戦意喪失した方が負け。特に徳之島とうるま市で盛ん。徳之島では全島一大会があります。ワイドは掛け声。「わっしょい」「よくやった」の意味。宮古でも「ワイド」っていうんだよね。間の沖縄ではないんです。「ヒヤ」とか「シタイ」とかでしょうか。宮古と徳之島に何か繋がりがあったんでしょうね。お酒を回し飲みする宮古の「

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鳩間の港

鳩間の港

船は行く行く 鳩間の港 手を振り 涙ほろり落ち
またの会う日を楽しみに さよなら さよなら
手を振れば 船は行く行く 鳩間の港

名残尽きない 鳩間の人よ 元気でいてよ 声をかけ
別れの港の切なさよ さよなら さよなら
手を振れば 船は行く行く 鳩間の港

おどりはこちら。たのしいー

曲は「さよなら港」っぽいですね。大工哲弘や白百合クラブは昭和歌謡などやっていますね

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はべら節

はべら節

※「いちぬ世」は「いちぬ夜」の間違いでした!すみません、、、

ユイレール経塚駅は「はべら節」
組踊(クミウドゥイ)の創始者、沖縄の偉人、玉城朝薫(たまぐすくちょうくん)のお墓に近いとのことです。
二童敵討(にどうてぃちうち)の中の阿麻和利に踊りを見せるシーンで歌われるのが「はべら節」
沖縄の歴史で有名な2人の武将。若き野心家の勝連城の阿麻和利(あまわり)
王に忠実な老将、中城の護佐丸(ごさまる)

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