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新しい自分に出会えた

 今期の日曜夜のドラマの中で最も見たのが「セクシー田中さん」であった。地味なOL・田中さん(木南晴夏)にはベリーダンサー、saliというもう一つの顔があった。派遣社員の倉橋朱里(生見愛瑠)はそんな田中さんと出逢いながらベリーダンスで自らの心を磨いていくのである。
 この時期の日曜夜のドラマは、「下剋上球児」(TBS)や「たとえあなたを忘れても」(朝日放送テレビ制作 テレビ朝日)があった。だが、私は「セクシー田中さん」のほうが面白かった。何故なら、田中さんの地味な性格から一転ベリーダンスになると不思議とキメ顔をするのが面白かったからである。
 そういえば、木南晴夏や生見愛瑠は今年のめり込んだドラマに出ていた。木南は1月に同枠で放送され、注目された「ブラッシュアップライフ」に、生見は4月に日曜ドラマのライバル枠である日曜10時(朝日放送テレビ制作)の第1作「日曜の夜ぐらいは…」にそれぞれ出演していたのだ。
 なるほど、この2人が同じドラマで共演したのかと私は納得させられた。

 このドラマを見るにつけ、私はどんな楽しみを見つけたのだろうかと考えさせられた。50代でも人生を楽しめるんだということを改めて教えられた気がする。
 来年もそんな楽しみを持ったいいドラマと出会いたい。

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