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日向坂の課題

 今年の紅白歌合戦に日向坂46の名はなかった。私が気になったのは、全員選抜の限界が見えたことだろう。
 昨年秋、4期生が加入した。それぞれのキャラクターが映える存在だが、6月発売のシングル表題曲や、11月発売のアルバムのリード曲に4期生の名前はなかった。
 何故このような事態になったのか? よく考えると日向坂46の運営の考え方ではないかと思う。
 乃木坂46は、3期生から5期生とバランスよくポジションを作っている。欅坂時代は平手友梨奈一辺倒だった櫻坂46も、それぞれのカラーに合ったセンターを作り出している(10月発売の「承認欲求」でも3期生2人をフロントに据えた)。
 それに引き換え、日向坂は1期生から3期生まで全員選抜に拘った。来年以降のシングルでは選抜制度を採用して、4期生にもチャンスを与えるべきではないか。来年こそ4期生に光を与えてほしい。

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