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相互循環って面白いなぁ。。。

前回は替えが効かないものについてお話しました。
今回はやる動機について書いていたら、相互循環って面白いな〜という結末になったお話。

「より良いもの」では、動き続けられない

最近の私のお話になるのですが、より良いものでは動き続けられなくなってます。
続いているのは、良いからではないんだなーと気づきはじめました。

個人的な経験からの分類になりますが、関わり方や選択にいくつかの種類があり、それぞれに特徴があり、優劣なく、その時の自分に応じて変化もしていると感じます。

① いつでもやっているもの
 動機:違和感と心地よさ
 特徴:理屈なしにずっとやってる。それぞれの感性、商品や提供物の価値だけではなく、そこまでの過程や関わっている人の人生を大切にしたいもの。
 例:人それぞれ。大切すぎて、簡単にはおすすめできない。

② その環境になると没頭しているもの
 動機:感性+思考
 特徴:その文化や特色の一部が今の自分の価値観に沿っていて、大切なものが深まるヒントになり気づきを頂けるもの。その場のモードになる必要もあるので、自分の感性と共に、他の存在にとって邪魔にならない在り方を優先したいもの。
 例:何かのコンテンツやコミュニティ。必要だと感じた人にはおすすめしやすい。

③ 条件付きでやるもの 
 動機:思考、必要性
 特徴:比較的代替が効いて、今の条件下でベターとして用いれる便利なもの。損得勘定や利害関係の足し算引き算の答えで方向性を決められる。
 例:いろいろある。

④やって後悔するもの
 動機:依存、生存本能
 特徴:自分の価値観や大切なもの、そこからの違和感よりも一部の情報や関係性に沿ったもの。ある方向での生き残りの手段。
 例:いろいろあった。ある。

⑤やらないもの
 動機:違和感と心地よさ
 特徴:自分の価値観や大切なもの、そこからの違和感に沿って、やらないことを選択したもの。それによってやれるものが見える。
 例:最近増えてきた。

やらないもの、忘れるもの

続かずに、いつか忘れる。飽きるとかではなく、興味がなくなる。いつの間にかやっていない。それは良し悪しではなく、その人の自然な流れの中での淘汰だと感じます。

そこに自分で意味やレッテルを貼る必要はなく、誰かが批評や評価ができるものでもなく、ただそうなだけ。大きな流れの中で互いに影響しあって、今お互いがそのポジションなだけ。

やりたいからやっている

ちなみに私の「やる」という解釈は、行動に起きていない部分も指します。自分の内面で感じている、感じたものから考えたり発展している段階も、「やっている」と捉えています。

いつだって、どんな時だって内部で巡っていて、動いていてもじっとしてても自分の中でどんどん発展していく状態。「何でそんなに?凄いね」と言われることもありますが、全然すごくないですよね。ただやりたいからやっているだけで、そこに好きだからという着色すらなくて、やりたいからやっている。それだけなんですよね。

そしてそれは、強くまっすぐ進んでいるわけでもないと思います。

迷いや憂い

色々な関係性や感情や勘定があって、日々選択し行動しています。その、一見迷いや憂いと見える時間はとても大切な時間だと感じます。その時間がヒントとなって、自分の源泉が見えてくる。

相互循環セッションをしていて、お互いの動きたい部分で関わりを持っていると、自然で楽で発展を感じます。目の前を、過剰なアップ(喜び)やダウン(落ち込み)としてではなく、起きた一コマと捉えてきています。

でも全てが順調に穏やかさの中で進んでいるかというと、そんな事は決してなく、その中で都度気づいて、迷って憂いて喜んで、それらが全て違和感となって次の心地よさに繋がっている。それをただ、ずっと、認識し続けているだけなんですよね。

原理原則がそこにあって、実践しているだけなんですけどね。相互循環って本当に面白いです。


豊田玲子(遊びたい、身体大好き)
理学療法士 パーソナルトレーナー
2012 IFBB World Chanpionship Body Fitness 日本代表

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