見出し画像

北海道美深町での冬の暮らし

人生色々あって今は北海道にある美深町に住んでいます。
美深町は冬は雪が多くなおかつ寒いという結構なかなかハードな自然環境の場所です。
それでも人間は色工夫して生きているので、なかなか大したもんだなぁとも思います。
そこで今回は美深町での雪のある暮らしについてご紹介します。

冬の美深町の暮らしは主に下記な感じです。

  • ダイヤモンドダストは当たり前

  • 毎日家の周りを除雪

  • 街中を大型重機が排雪している

  • 屋根の雪下ろしが必要な家がほとんど

  • 家の裏の雪山でチューブ滑り

  • スキーは日常

それでは1つずつ詳しく説明します。

ダイヤモンドダストは当たり前

美深町の最低気温はマイナス25度(調子がいいとマイナス30度)になります。よく冷え込んだ日の朝は、玄関を出ると基本的にキラキラしています。太陽の方を見るとダイヤモンドダストに反射した日光が柱のように見えるサンピラーが出現することもあります。
ちなみに、冬場の気温はマイナスというのがめんどくさいので、基本的にみんな「今日は20度いったね〜」なんて会話になります。私が移住してきた当初はちょっと戸惑うこともありましたが、慣れました。
あと、かなり冷えた日は車のエンジンがかかりにくいです。鍵を回してもセルの回転が遅く、不安になります。
それでも、冷え込む日は年々減ってきている印象。まだ2月なのに気温がプラスの10度になって雪がとても少ない。
美深町なのに冷えなくて、雪が少ないなんて、おもんない。

毎日家の周りを除雪

雪が降れば玄関前や、車に乗った雪を降ろして雪かきしなくてはいけません。特に公道は町の除雪車が除雪してくれるのでいいのですが、避けた雪が玄関前に溜まったりして、これをどかさないと車も出せないという状況になります。
なので、夏場よりちょっと早く起きてスコップやらを持って外にでます。玄関前や車の周りを雪かきしますが、除雪車が置いていった雪が重くて大量にあるので、人間の手ではどうしようもありません。なので、民間の除雪業者に頼んで、小型の重機で家の裏など、雪を置いておいても問題のないスペースに押してもらいます。
ちょっとイメージがわかないと思いますので、ぜひ、冬の美深町に遊びにきてください。

街中を大型重機が排雪している

公道などの道路脇には道路の雪を避けて溜まった雪が大量にあります。人間の背丈以上になるのはいつも通りです。それでもどんどん雪が降るので、雪を道路脇に置いておくことができなくなります。
なので、その溜まった雪を大型重機で排雪しています。ダンプと除雪ロータリーなどが連携して行き捨て場まで雪を捨てにいっています。
定期的に排雪をしないとまちが雪で埋もれていくので、排雪をしてくれているみなさんには感謝しかありません。

屋根の雪下ろしが必要

雪がどんどん積もるので、屋根にも溜まっていきます。屋根に溜まった雪を放置していると屋根が壊れたり、建物が倒壊する危険もあるので、定期的に雪を下さなくていけません。
ハシゴを使って屋根に乗り、スコップなどを使って人力で降ろします。
雪は重たく、足元は雪で不安定なので、結構重労働です。冬場の仕事で私はこの雪下ろしの仕事をしています。
しかし!この冬は雪が少ない!暖気で雪が溶けちゃった!降ろす雪がない!誰か私に仕事をください!

家の裏の雪山で子どもとチューブ滑り

家の周りは雪なので、雪遊びし放題です。特にこの冬に買ったチューブが大活躍。除雪で押してもらってできた雪山にコースを作ってジャンプしたり、蛇のように曲がるコースを作ったりと、かなり遊びました。
あとはバケツに雪を積めてひっくり返してケーキを作ったり、つららを収穫したり、雪板で遊んだりと雪のある生活を満喫しています。

スキーは日常

毎週休みになるとスキーにいきます。
毎週スキーに行くなんてリフト券とか食事代でめっちゃお金かかるじゃん!と思われるかもしれませんが、幼児のリフト代は大体どのスキー場も無料です。大人の回数券は11回券で1500円くらい。めっちゃ安いです。スキー場に併設されているレストランの食事も1000円でお釣りが来るものが多いのでたいしてお金はかかりません。
暇さえあればスキーに行ける環境はめっちゃいいですね。最高です。

以上北海道美深町の冬の雪暮らし情報でした。


サポートいただけると記事作成の励みになります!