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ギターの電源ケーブル

2021年は桜の開花が例年より早く
散るのも早かったですね。
一説によると修造さんが
日本に居たからだとか違うとか。

今回はエレキギター
(パソコン・テレビ・オーディオ)の
電源ケーブルについて触れてみます。

真空管・トランジスタ どっちが…

前回、壁コンセントの取換え方について
お話しました。
カンタン!壁コンセント換えよう
 ↑ 是非ご覧ください。
3ピンが挿せるようになったら 
コッチのモンです。
ギターアンプがレベルアップします。
なんなら方向転換まで出来るカモ!

実際に繋がってる図です。
黒青のケーブルが3ピンの電源です。
ケーブルを2mで発注したので
長さ持て余して うねってますね。
真空管アンプ(聴く方のアンプ)が大好きで、
でも演奏する方では真空管の寿命や
交換のストレスから逃れるため
敢えて ソリッドステート(トランジスタ型)の
Orange製のアンプを愛用しています。
我が敬愛するJames RootがOrangeから
彼の名を冠したアンプを
リリースされているからです。

じゃあ、Jamesモデル使えよ。
重々承知なのですが
そちらはValve型なのですよ。
充分魅力的ですが、
ストレスから逃れたかった!

一説によるとトランジスタは真空管よりも
音色が変わらない(振り幅が狭い)と
ギター界隈で囁かれている事があります。
実は ステレオ大好きオッサンども界隈では
逆説で真空管はトランジスタほど、
味変しない。とか。

どちらも変わりますから、ご心配なく。

繋ぐだけ!ケーブルのご利益

今のサウンドを どうしたいか。
まずココの欲求がどこへ向いた
ベクトルなのか。
ご自身の欲望と向き合って
自覚するところからですね。

マーシャルのピーキーな所を
聴きやすくしたい。
VOXだけど、よりシャープに
輪郭にエッジを持たせたい。
fenderをより丸みを帯びた
メロウサウンドにしたい。
今のまま、只々パワフルにしたい。

ツマミをいじらずに
そんな事が出来るのでしょうか。

ツマミとは違う 手が届かないトコを
なんとかしてくれるのが電源ケーブルです。
というかエレキ楽器は電力がすべてですから、
ココを換えれば変わるんです。

何を基準に選ぼう?

プラグ部分を見るだけで
まず、どんなコか解ります。
誰でも覚えられる
マテリアルがございます。

挿し込むプラグ部分が
どんな色しているか(メッキ加工か)
ビギナーでもスグ判断ができます。

ケーブル部分は正直、断面図をみたり
線材がナンだ、絶縁体がナンだ、
シースが、メッシュが、色々ありすぎるので
まずはプラグでキャラを選別しましょう。

銅 メッキなし

この黒青のケーブルの先端ですが、
ブロンズ色してますよね?
こちらは銅の無垢なのです。(メッキしてない)
見通しが良くなる効果です。
・パッと明るくなる
・高音の抜けが良い
・単純にボリュームUP
・スピード感、劇的
・新品になったみたぁい!
伝導率バリバリ、
ストレートな電気供給を実現。
今のベクトルを変えずに
エネルギー感増すご利益は
銅無垢プラグをまず、探しましょう。

金メッキ

紺に白の模様が入ったケーブルは
先端が金色ですね。
はい、金メッキですぅ。角が取れる印象です。
理屈では金が一番伝導率速い…はず。
・どれ選んだらいいか判らない
・劇的な変化は望んでいない
・よりスムージーに よりセクシーに
・奏でる/聴く時間帯が夜だ
・ピラミッド型のバランス
少々パワーが落ちた?と錯覚する方も
おられるやもしれませんが、
雑味が抑えられて整ったとお考え下さい。
暴れ馬が落ち着きを取り戻したと。
一周廻ってベテランがココに回帰します。

真鍮 メッキなし


キングオブ普通
何も無いという表現は違って、
若干のナロウは有ると思います。
ケーブル本体側にどんな効果/作用があるのか
解るでしょう。
金メッキと酷似のため見間違える事も。
安価なケーブルや付属品は殆どコレでウィス。

銀メッキ

金よりも伝導率が遅いので
低音にキャラクターを持たせたいとき
良いと思います。
他のロジウムメッキや
パラジウムメッキがやりすぎ都市伝説なので
上品にキャラを加えたい方へ。

いろいろ試してみよう


市場には腰を抜かすほどの
製品が存在しています。
いったいどれを買えばよいのか…。

その数多のケーブルから
自身に合うケーブルを探し当てるまで
店頭で試したり、
本当に試し買いチャレンジしたり、
やってみるしかないんです。
私が店頭で守っていたルールがひとつ
【比較するために聴くのは3つまで】
如何に練度のある店員でも
比較試聴は3つまでとしています。
それ以上はマジ解からなくなりますので、
消費者の皆様も
欲張らず無理されないでください。
3つを何度も比較するのは有りですが。
数を増やさないでネ♪
そんなに人は器用ではありません。

結局なにがいいの!?

最初に入手するのには何が良いのか、
安価で、
でも長く使い続けられる代物。


あります。

PW-1000S 【(株)日本オーディオ】
壁コンセントを交換していなくても
スタジオでも自宅でも
場所を選ばず使用できる2ピンのプラグです!

モデルチェンジ前は
カーボン含浸導電綿シースと
外装シースの二層構造で
カーボン導電層など
高度技術を盛り込んだスゴいコでした。
それに代わる素材と技術で

価格を下げる事にも成功。外装は綿です。
イメージはこたつの電源コード。
これが実は凄い効果を生み出します。
定価30,240円(1.8m)

「3万が安価!?」
安価なんですよ、
100万のも世にはございますので。
専門店で購入ができますが、
このメーカーの代表には
厚意にしていただいてますので、
私からも入手していただけます。

他にもあるのですが
紹介したいブランドが多すぎて
ホント収拾つかないので次回とします。

ギターキッズは是非!

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