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夢にずっと出てくる「ゲーセン」が変わってきたって言う話。

世の中何が起こるかよくわからないもので、この2年間ですっかり「ゲームとサメの話ばかりする人」になった気がします。「怪奇創作とサメの話ばかりする人」から特に中身は変わっていないのですが不思議なものです。あと2年したらゲームとタコの話をする人になっているかもしれません。しらんけど。

やたら夢に出るスポットこと「ゲーセン」

起き抜けに、見ていた夢をメモっていた時期がありました。そのおかげか、割と見ていた夢に対して記憶がハッキリしていることが多いです。
全部が全部エンタメ性に富んでいるわけでもなく、「日常の延長上でちょっと遊びに出かけた」くらいの、現実的なラインの娯楽に興じていることが多いです。ここでいう「現実的な」と言うのは夢の中の認知に準じた「現実的」なので、実際はジェットコースターから射出されたり、世界の命運をかけたソフトボール大会をさぼって逃げ出し、アイスを喰っていたりするわけですが、誤差の範疇でしょう。

その中でも特に「ゲームセンター」はよく出てくる印象があります。幼少期の思い出と深く結びついているのか
・薄暗くて、人がほとんどいない
・ガンシューティングやレーシングゲームがたくさん置いてある
・ただ、暗いのでタイトル画面はよく見えてない
・クレーンゲームのBGMがずっと鳴っている
・ちょっとお高めのアトラクションコーナーもある

上記のような空間を、別にゲームをするでもなくウロウロして、「そろそろ戻るか…」とか思っているうちに、別のシーンになったりします。

少し前にこんな話題がネットに流れていたのを覚えている方もいるかもしれません。

若干薄暗さが足りていませんが、例にもれず私の夢に出るのもこんなゲーセンでした。

なぜか閉店したりしていましたが、特にその後出てこなくなるわけではなかったので、たぶんフランチャイズの別店舗があったんでしょう(適当)

解像度高めの「新・夢の中のゲーセン」

そんなこんなで特に変化のなかったゲーセンですが、いろいろあってゲーム関連のコミュニティに出入りするようになって、ほんの少し変わった部分が出ました。

2017年と言ってることはほぼ同じなんですが、
・薄暗くてほとんど見えない→それなりの明るさ
・眺めて歩いて回っている→お金を入れて遊ぼうとしている
・タイトル画面は見えない→デモ画面くらいまで見えるようになった
・ガンシューティングやレースゲームがたくさん
 →体感ゲーム機が減ってビデオゲーム筐体が増えた
・人がいない→遊んでいる別の人がいる

恐らく、ゲーセンの話を聞いたり、実際に入って遊んだりしているうちに解像度が上がって、夢の中に反映されてきたんじゃないかなと思います。ただ、まだゲームをプレイできていない(目が覚める・別シーンに変わる)ので、夢の中で遊び放題を達成するためにはもう少し解像度を上げる必要があるようですが…

従来型の「夢の中のアーケードゲーム」の正体とは

しかし、解像度が上がって実際のゲーセンに寄った光景になると、今度はかつての「夢で見たようなゲーセン」の光景が薄れてくるので厄介です。
特に、幼少期が体感ゲーム全盛期に近かったこともあり、ガンシューティングやトロッコ漕いだり消防ホース振り回しているカップルをそれとなく眺めていたのが楽しかった思い出も強いんですよね。

ここらへんの体感ゲーム機はメンテナンスが大変なのと、大きくスペースを取ることなどから、ほとんど現物が残っていないらしく、現状プレイできるタイトルはかなり限られているとのこと。と、言うことは夢の中の「なんだかハッキリ画面が見えない」感じの、大きめの筐体は本当に記憶の中にしか残っていない体感ゲーム機なのかもしれません。そういえば1プレイのクレジット設定が高めだったので、中々子供のお小遣いでは手が出なかったのも、従来の夢の中で「ゲーム機にお金を入れる」風景が出てこなかった原因の一つなのかもしれません。

果たしてこのまま解像度が上がって、夢の中のゲーセンが現実の姿によって行くことで、薄暗いエリアでろくに画面も思い出せない「アーケードゲーム機」が姿を消していくのかどうか。さみしいようなどうでもいいような…

皆様も夢の中の「行きつけスポット」がありましたら、是非変遷を振り返ってみると楽しいかもしれません。それでは。

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