ウクライナ支援バンドルで積みゲーが550本(※暫定)増えた話
ウクライナの人道支援を目的としたインディーゲームバンドルが配信。700以上のクリエイターによる約1000タイトルを収録 | ゲーム・エンタメ最新情報のファミ通.com (famitsu.com)
少し前のお話…
Itch ioの「BANDLE FOR UKRAINE」を入手しました。6,500ドル相当のコンテンツを10ドルから(10ドル以上支払うこともできる)手に入れられ、売り上げがウクライナへの人道支援に寄付されるというアレです。無事目標を上回る金額が集まったとのこと。よかったよかった
春が来ればSteamの春節セールでゲームを増やし、夏が来ればサマーセールでゲームを増やす生活を送って、インベントリにはダウンロードすらしていないゲームが50本以上積みあがっているわけですが、
このバンドルを入手したことで、新たに577本のゲームが手に入りました。地元のTSUTAYAのゲームソフト在庫×3くらい増えた気がしますがたぶん気のせいでしょう。このうち20本ほど既に別のプラットフォームで遊んでいたり、積みっぱなしだったりしたので、正確には550本のゲームが手に入ったというべきでしょう。誤差の範疇ですね。
チャリティーバンドルってなに?
ゲームタイトルや電子書籍をあるテーマに沿って、まとめ売りする形式を
「Bundle(バンドル)」と呼び、その中でも
「売り上げを何かしらの活動に寄付する」ことや「特定の活動の周知」を目的としているものを「チャリティーバンドル」と呼びます。
Humble Bundle | game bundles, book bundles, software bundles, and more
(バンドルを扱う老舗サイト。定期的に新しいバンドルがでる)
Bundle for Ukraine by Necrosoft Games and 736 others - itch.io
(今回のバンドルはコチラ。すでに購入は締め切られたっぽい?)
PCゲームと言えば、SteamやEpicゲームストアを通じて入手し、専用ランチャーで起動することがポピュラーになりつつありますが、バンドルで入手したゲームはSteamやEpicゲームストアで入手したものと若干異なっていたり、実績やトレーディングカード機能が利用できなかったりするので、気になる方は事前に確認しておきましょう。
(後、PCのフォルダを自分でちゃんと整理しておかないと、ダウンロードしたゲームが行方不明になるなんてこともしばしば…)
無限にゲームのパッケージ眺めてるだけでタノシイ
入手したゲームは、一覧ページから選んでダウンロードができます。
インディーゲームのメガヒットタイトルもたくさん入っているのですが
どちらかと言うと「見たことも聞いたこともないようなゲーム」がたくさん入っていて、一覧を永遠に下にスクロールしていくだけでも30分くらい時間がつぶれます。レンタルビデオ店で棚からパッケージを引き出しては眺めて2,3時間経過していた人は、きっとこのザッピングの中毒性をご理解いただけるのではないでしょうか。ゲームを遊ぶために買って、ゲームを遊ぶところにすら辿り着かない。まさに夢のような時間…
遊んでみたタイトルとか
KIDS:
棒人間めいたヒトガタをつついたり引っ張り出したりして、暗示めいたシーンを進めていき、人類のあれやこれやに思いを馳せよう。ノベルゲー…?アクション…?なんだろう… 大人向けやりたい放題…!?
ROOM EXPLORER 2010: DELUXE LOVER'S PAQUE:
「病院が来い!」って思ってたら診察を受ける羽目になったでござるの巻
一発ネタ感があり、英語のみかつ視神経を的確に破壊しに来る画面構成ですが、ちょっと前のフラッシュ倉庫から摂取できる「栄養」に近い何かを感じるのには良いかも。
SPOOKWARE:
ホラービデオ×メイドインワリオ×骸骨青春アドベンチャー。
ちょっと前に紹介記事が上がってて、気にはなっていたタイトル。
思った以上にADVパートが長いので、メイドインワリオっぽさは薄め。
「18歳のガイコツ3人組が青春を謳歌すべく、オンボロ車に乗ってロードトリップに出かける」ストーリーに沿って、ミニゲーム仕立てのアクションでお使いに出たり、ボンゴを演奏したり。
セリフ回しが非常に楽しいけど、英語のみなので根性出して読まないと分からないこともアリ。中々面白いです。
NO THING:
氷の女王に手紙を届けるためにひたすら道を走るゲーム。
実はすでにスマホ版・Switch版を持っていて、知らずに買ったバンドルで3回目の対面。どうして…
プレイヤーの操作が「向きを変えるだけ」というシンプルさなのに、
加速と素直すぎる慣性によって、プレイヤーは何百回と落下する羽目になる。なかなかクリアできずに、ひたすら集中して極彩色でぼやけたサイバー空間を何言ってるんだかわからないナレーションをバックに走り続けることで何かよくわからないけど「静かな満足感」を得られる不思議ゲー。
コツコツ積み上げていこう。行動も。ゲームも
ウクライナの現状に対して、いろんな人が色んな形で支援の手や抗議の声を上げています。連日の報道で無力感が蓄積されがちですが、こういう形でも何かしら「行動した」という気持ちが持てるのはとても良いですね。
それでは。またいつか!
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