新居の使い勝手の悪いキッチンでトラウマに気づいたアダルトチルドレン

1ヶ月半ほど前に引っ越しをした。

新居の住み心地は良くて、とても気に入っている。このまちで4軒目にして一番良い物件だ。

しかし、良いとこばかりではない。古い物件なので、キッチンの配置が古めかしくて使いがってが悪い。

手際良く作業できないのがもどかしい。私は、以前から、料理というものは手際良くやるものだと思い込んでいたから、前のアパートのキッチンも使い勝手が悪かったので、ずっとイライラしていた。

しかし、だ。一昨日、もたもたしながらも食事を用意していて気がついた。

もたついてもいいじゃないか、料理はできているんだし。

なぜ、手際良く準備しなければダメ人間のような気がしていたのか。それは、毒親で人格障害の母親が、料理の苦手な兄嫁の悪口を何度も何度も私に聞かせてきたからだ、ということに気がついた。

母親のは話はいつもこうだった。兄の家に遊びに行ったときに、兄嫁に食事を何時間も待たされた。お腹が減って仕方なかったけれど、待っていた。そんなに待たせたのだから、どんなご馳走を作っているのかと思ったら、出てきたのはほうれん草のおひたしだった、、、私を腹ペコで待たせた挙句、そんなものしかつくれないなんてw

この悪口を何度も何度も聞かされてきた。それに加えて、うちの母親は料理上手で準備も早かった。だから、私は料理というものは手際良くやらなくてはならない、もたもたしていたら、母の兄嫁のように、母に一生悪口言われる、そのように私はずっとびくついていたのだ。

ちょっともたついたって、美味しい一品ができればいいのだよ。

料理が苦手な兄嫁がお客さんが来たからと一生懸命作ってくれたんだよ。なのに、後生延々とそれを小馬鹿にした話を私に聞かせるなんて、なんて性格が悪いのだろう。

ゾッとする。

ちなみに、この母の兄嫁は、私が中学3年生の時に私の父と母がいよいよ離婚すると言って大乱闘を繰り広げて夜逃げした時に、家に呼び寄せてくれて大変世話になったのだ。

母よ、あんたのしていること、言っていることは、本当にお下劣で非人間的だよ。お前自分の顔を見てみろよ。

おばさん、本当におせわになりました。病気がちで大変だと聞いているので心配しています。

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