浮気されていたとおもったら、わたしが浮気相手でした。とても寝つけない夜中、アイツにもらったマグカップを叩き割ってやった。みじめなわたしのちんけな復讐は失敗する。破片を前に涙が止まらない。可愛くてお気に入りだった。毎朝これでコーヒーを飲んだ。代わりなんて誰もなれないはずだったのに。

いつもありがとうございます。サポート頂いたお金は、創作の肥やしになるものに大切に使わせていただきます。細々とがんばります。