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インタビュー02_刈谷農園・農園長 大山さん

こんにちは、広報の澁谷です。
「TOWINGで働く人」を皆さんに知ってもらうため、インタビュー企画を始めます!
社員第一弾は、刈谷農園で農園長を務める大山さんにインタビューをしました。大山さんの経歴や農業へ思いについてお話しいただきましたので、最後まで見ていただけると嬉しいです。

【プロフィール】
名前:大山健太郎
所属:刈谷農園・農園長
出身:鹿児島県鹿児島市
趣味:サッカー観戦


それでは、早速ですが、大山さんがTOWINGにたどり着くまでの経歴を教えてください。

 地元の鹿児島大学大学院農学研究科を出たあとは勤務地にはこだわらずに、やりたいことができる会社に就職しました。初めに勤務したのは農産物の流通を一貫して担う会社です。市場を通さず、生産者を開拓し、集荷場所を作って、そこからスーパーなどへ納品する一連の流れを学ぶことができました。農業を自分で行いたいという気持ちをこの頃から持っており、まず青果物の流通について勉強しようと考えていました。
 3年半成果物の流通について勉強した後は生産の現場で経験を積みたいと考え、北海度釧路市のパプリカを生産する会社に入り、立ち上げから関わりました。営業社員として勤務し、青果物の選別、売り先を一から営業、販路ができたら輸送便の手配、集荷・選果・袋詰めの人員確保など様々な経験をしました。
 いくつかの生産の現場を見て、パプリカ事業の将来性に不安を抱くようになりました。パプリカの栽培ではロックウールという人造鉱物繊維を使っていて、使い終わると産業廃棄物として捨てなきゃいけなかったんです。また施設野菜では冬場は暖房は不可欠だし、肥料も化学肥料を使って栽培するため、環境への負荷がかなり大きいなと。何十年先を考えたときにこのやり方で大丈夫なんだろうか…と。
 そこで、一から自分でやってみようと、農地を探し始めました。就農に向けて本格的に動き出しましたが、資金面などで厳しいところがあって、上手くいかなくて。もう一度農業の会社で仕事しながら考えようと思っているときに、北海道時代の元同僚にTOWINGを紹介してもらったのがきっかけです。


農業ビジネスの様々な面で経験豊富な大山さんはTOWINGにとって心強い仲間ですね。
ずばり、次のキャリアにこのTOWINGを選んだ理由は?

 自分自身、就農を目指した時から有機栽培を行うことを考えていました。TOWINGの持続可能な農業へのビジョンと自分のやりたいことが合致したことが一番の理由で、就職を決意しました。今は、やりたい農業ができています。

「やりたいことができる」というのは会社選びで最も大事なことかもしれませんね。
では逆に、TOWING入社前後でギャップを感じたことはありますか?

 会社として農園の立ち上げをするにあたって、初めてやる作業の工程を組んだり、時間計算をしたりというのは初めてだと苦労するポイントだと思うのですが、経験があったので割とスムーズに進められていると思います。驚きだったのは、事業展開の方針を決めるスピード感です。最初作る予定だった作物だけでなく、色んな種類の作物に挑戦しています。これはいいギャップだと感じていて、付いていくのは少し大変ですが、「やってやろう」と前向きな気持ちです。

現在刈谷農園の農園長として勤務しておられますが、農園長としてこれから大事にしていきたいことを教えてください!

 「話しやすい環境づくり」ですかね。毎日4〜5人のパートの方が働いてくれるのですが、マニュアル化した仕事がまだ少ない中、臨機応変に対応してもらっています。一週間の予定がある程度決まっていても、変更しないといけないことも多くて。気持ちの面でそういったストレスを緩和できるような環境づくりを心がけています。楽しく仕事できるということが一番大事だと思うので、ドタバタしてる中でも積極的にコミュニケーションをとるようにしています。


最後に、TOWINGへの入社を迷っている社会人や学生へ向けてメッセージをお願いします。

 農業に限らず、新しいことをやりたい人や、一から仕組みを創っていきたい人にとって、TOWINGのような会社はいい経験になると思います。加えて、私が思う農業のいいところは、「ものを作って売る」という最初から最後までの過程が、他の業界に比べて規模が小さいところです。一から全部関われるし、一通り学べるということがすごく面白いです。農業に携わる人は同じように考えている人が多いように思います。
 それから、学生の皆さんにはインターンもおすすめです。今は、農業からどうやってお金がまれるのかイメージしづらいと思いますから、一度現場を見てみるのがいいと思います。TOWINGのような会社に実際に一回来てみて、作業とかやってみると、新しい発見がたくさんあると思います。


大山さん、貴重なお話をたくさん聞かせていただき、ありがとうございました!

【編集後記】
やりたいことができる環境を求めて自分から一歩踏み出すことはとても勇気が必要だと思いますが、大山さんには「自分で農業をする」というブレない目標があるからこそ進み続けられるのだと思いました。私も自分のやりたいことを、納得できるまで追求したいです。

TOWINGでは、今後の事業拡大へ向けて新しい仲間を募集しています。大山さんのお話を聞いて少しでも興味を持たれた方は、ぜひ当社の採用ページをご覧ください。
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女性も活躍中!
左:澁谷 (インターン生・広報部)
中央:渡辺 (正社員・刈谷農園)
右:柏田 (インターン生・広報部)