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秋の夜。の第六十六首

第六十六首
懐旧の空気を滲ませ秋の夜
そぞろ連れゆく街灯の下
─── 音無桜花

2023.10.24.


昨夜は夕飯の後に少し家呑みしたくなり、パートナーと連れ立って近所のコンビニへと買い物に出かけました。

夕暮れを過ぎてすっかり暗くなった街路沿いには、街灯が灯っています。

酒とおつまみが入った手提げ袋を片手に街灯の下を歩いていると、秋の夜の空気がただよってきます。

パートナーとの会話からも、秋が纏っている空気には昔を懐かしませる作用があるようです。
少し胸を締めつけるような、少し涙が滲むような、説明し難い感情。


秋は昔を(春と夏を)懐かしませる季節ですね───。

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