見出し画像

「日本語上手ですね」に潜む差別。マイクロアグレッション、知ってますか?

どうもどうも。トワです。
noteがまだ使いきれていなくて投稿期間がだいぶ空いてしまいました。

さて、今日はマイクロアグレッションについて書いていこうと思います。

マイクロアグレッションってなに?

マイクロアグレッションとは、簡単に言えば「悪意のない差別」「無意識の差別」「小さな差別」「気づきにくい差別」の事です。
(マイクロ→小さな アグレッション→攻撃ですね。)

「日本語お上手ですね」って差別だったの?

僕がマイクロアグレッションを知ったきっかけは、大学のゼミでした。雑談のつもりで、先生や他の学生に「最近よく “日本語お上手ですね”って言われるんですよね〜」と発言したところ、先生はそれを「マイクロアグレッション」、と言う一種の差別である事を教えてくれました。

どうやら学術的な用語で昔から存在する概念みたいです。アメリカの黒人男性である友人に聞いたところ、アメリカのマイノリティの間ではよく知られた言葉でもある事を教えてくれました。

違和感しかない

僕はこれまで肌の色が周りと違うということで、様々な経験をしてきましたが、知らない人に突然「日本語上手ですね」と言われたのは大学1年生の夏が初めてでした(記憶では)。容姿が大人になり、「日本人ではない」様に見られる事が多くなったのだと思います。

日本で生まれ、20年弱日本で育ち、公立の学校に通っていたのです。初めてその言葉を言われた時は正直、戸惑い、「日本語できるのは当たり前では?」そう思いました。

なんと答えたら良いのか分からず「ありがとうございます」と答えましたが、おかしな話です。

その時、声をかけてきたのは年配の女性でしたが、その後、老若男女問わず、頻繁に言われる様になりました。

その事で傷つきはしませんでしたが、違和感を抱えることになりました。いえ、傷つくことに慣れてしまったのかもしれません。子どもの頃にこの言葉をかけられたらどう思ったのかを考えると、そう思えてくるのです。

マイクロアグレッションの例

ここまで簡単に僕の経験を述べましたが、「マイクロアグレッション」の概念を知った日に読んだ記事があります。ダンサーのまどぅーさんのブログです。
とてもわかりやすいので是非こちらの記事も読んでみてください。

https://madokasuzuki.com/microaggression/

僕はこの記事によってLGBTQ+の理解も進みましたし、あらゆる場面で差別が行われている事を知りました。

もう一つ理解を深めるために、アメリカのマイノリティが受けるマイクロアグレッションの例が上がっている記事を載せておきます。

http://karapaia.com/archives/52149171.html

より多くの方に「無意識の差別」「マイクロアグレッション」について知っていただきたいし、知らせていきたいし、議論していきたいです。そのためにこういった発信は続けていこうと思います!

最後まで読んでいただきありがとうございました!また次回も読んでいただけたら嬉しいです!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?