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【気まぐれエッセイ】"綺麗だと得をする"という定説について

綺麗だと得をする。

そんなこと、誰もが一度は感じたことがあるだろう。得した側かもしれないし、損した側かもしないけれど。どちら側でも経験したことがある人が多数派なのではないだろうか。

それを敢えて否定し、人は中身だと主張する人はもちろんいるだろうけど、この概念に触れたことがない人は稀だと思う。

どうして、"美人"だと得をすると書かなかったのか。それは、ただ顔立ちが整っているだけで得をするのは田舎町だけだからだ。

都会に出れば、ある一定のレベル以上に洗練されていることが美しさと呼ばれる。

特殊な世界でふるいにかけられ生き残ってきた女性たちは、やっぱりある一定のレベル以上は満たし美しいのだけど、損得を意識し過ぎた"美"は独特のニオイを放っている。


いわゆる"港区っぽさ"ね。


それがいい、悪いって話じゃないけど。
大自然は似合わなくなるよね。

私のなりたい美しさとは違う。

それでも、憧れや妬ましさみたいなものが、皆無なわけでもない(矛盾)。


そこで勝ち残れなかった自分を、"私らしいね"と労ってあげたい気持ちにもなるし、必ず私らしく成功して、悔しい記憶を払拭したいとも、強く、強く思ってる。


脱線したけど…

綺麗だと得をするのかもしれないけど、そうじゃない自分で得たものは、簡単には失われないし揺るぎない気もするんだ。

あ、負け惜しみじゃないよ(笑)

それでも女に生まれたからには、やっぱり、綺麗になりたい、理想の自分を、諦めたくなんかないけどね。

港区や中央区の男性たちにチヤホヤされるためじゃなく、女性たちにマウントをとるためでもなく、誰のためでもない、自分自身のために。

鏡を見たとき、気分が上がる姿で過ごしたいじゃない。


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