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映画感想文:ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋

※ネタバレなしで進行していきます。

2019年は少し映画熱が収まってしまっていたので今年はもっと新作を観たいなあと思って早速観に行ってきました。これを機にたくさん感想文もかけたらいいなあと思いますがあまり気負いせずにやっていきたいと思います←
本日の映画は「ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋」です。

1.作品あらすじ

アメリカの国務長官として活躍する才色兼備なシャーロット・フィールド(シャーリーズ・セロン)は、大統領選への出馬を目前としていた。そんなある日、シャーロットが出会ったのは、ジャーナリストのフレッド・フラスキー(セス・ローゲン)。才能はあるものの、頑固な性格があだとなり、職を失ってしまう。一見、接点もなく正反対な2人だったが、シャーロットはフレッドにとって、初恋の人だったのだ。予想外の再会を果たした2人は、思い出話に花を咲かせる。その後、シャーロットは若き日の自分をよく知るフレッドに、大統領選挙のスピーチ原稿作りを依頼。原稿を書き進めるうちに、いつしか惹かれ合っていく2人。しかし、越えなければならない高いハードルがいくつも待ち受けることに……
(公式webサイトより引用)

2.観ようと思ったきっかけ

私はゲームクリエイターの小島秀夫監督のファンなんですが、監督のツイッターで昨年末くらいに話題に上がっていたんです。それがちょうど近所の映画館で上映されることを知ったことと、新年一発目にはちょっと明るそうな映画がいいなあと思って選びました。ただアメリカのコメディ映画ってたまに下品すぎてついていけないジョークがあったりするのでその辺りはちょっと心配なまま劇場まで向かいました...

3.感想・・・星4☆☆☆☆★

冒頭のセス・ローゲン扮するフレッドの(過激な)仕事風景から職を失うまでの下りで彼のキャラクターがなんとなくわかってきます。シャーリーズ・セロン扮するシャーロットが初めて出てくる場面でも短い時間で彼女のキャラクターや背景がなんとなくわかるようになっていてすごくテンポが良かったです。
ラブコメディなので、この二人が出会って恋仲になって、、という流れが続くのですがここも結構テンポ良くあっさりと進んでいきます。ただそのテンポ感は決して不快なものではなくて、ちょうどいい感じの、柔らかすぎず硬すぎずの噛みごたえ。2時間ほどの上映時間でストーリーの中に何度も波乱があるので結構見応えもあったのですがすっきり消化できた感じです。

今まで観たシャーリーズ・セロンが出演する作品は結構クールな役まわりが多いイメージだったので今回の役柄は意外!でもキレイさとキュートさをどちらも垣間見られる演技でとても良かったです。セス・ローゲンの出演作品は初めてでしたが、コミカルであるのに時折すっごくイケメンな表情を見せるところがグッときましたw そんな二人が劇中のキャラクターにぴったりあってすごく素敵なカップルになっていました。めっちゃ応援したくなる感じ。カップルになるまでがゴールの映画ではなく、なってからが本番なのですが、待ち受ける波乱に対する二人のリアクションも現代的ですごく共感が持てました。脇役たちもみんないいキャラしてました。特に好きだったのはフレッドの友人とシークレットサービスのデカい人。二人の良さをあんまり話しちゃうとネタバレに繋がるので話せないんですが、要所要所でいい味を出してくれます。

気楽に観られる展開ではあるのですが、結構普段のシチュエーションに置き換えられる部分もあったり、メッセージを感じるような演出も多かったです。劇中のような設定の場面に出くわすことはまず無いと思いますがwどんな世界でもこういう悩みとか問題ってあるよなあ、、、と感じる場面があるというか。女性大統領が生まれるかも?という設定だったりいろんな人種や思想を持った人たちが出てくるっていうのも現代っぽくて良かったです。

心配だったアメリカンジョークは、、、まあそれなりに出てきたんですが不思議とあんまり嫌な気分にはならなかったです。なんか微笑ましいというか、物語上必要かなあと思えました。耐性がめっちゃ低い人には厳しいかもです。デートで観に行く映画としては、、どうかなw 初デートとかでまだ探り探りの時に観に行ったりするのは微妙かも。ある程度経験を積んで分かり合えているカップルだったらいいかもしれないですね。
上映中も周りからクスクスと声が漏れていたし、ロマンティックでたくさん笑える良い映画だったと思います。ひとりで行ったので、今度は妻と観てみたいなあと思いました。

星の数の意味(あくまでも私の基準です)
星5☆☆☆☆☆:円盤買う。
星4☆☆☆☆★:もう一回観たい!
星3☆☆☆★★:楽しかったけどとりあえず満足。
星2☆☆★★★:あんまり楽しめなかった、、
星1☆★★★★:二度と観ない。


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