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月経(生理)は神様からの大切なお守り

女性には、毎月訪れて来る大切な友がいます。
それは月経(生理)です。

月経は神様が女性に与えてくれた大切なお守りです。
あなたはこのお守りを大切にしていますか?

現代の人たちは生理痛に悩まされている人が本当に多いです。


生理痛がしんどいのは当たり前のことではありません

生理痛は改善できます。
生理痛は治るものです。
そう、生理による痛みは、毎月経験しなければならないことではありません。

体内の環境が整っていれば、決して生理は辛いものではありません。

毎月、女性はホルモンの変化により、排卵し、生理がやってきます。
女性の体はこのようにできているからこそ、子供を産むことができるのです。

それと、女性に生理があることで、実はもう一つ素晴らしい作用があります。


生理は体内の老廃物を外に出してくれる、つまりデトックス効果がある

一般に「○○○を食べたり飲んだりすればデトックスできる」と言われることが多いですが、女性の体は生理のおかげで生まれながらにしてデトックスの機能を持っているんです。
そういう意味では男性よりも女性の方がラッキーとも言えますね。

生理は神様から女性へのお守りです。
毎月の生理は子宮内膜が剥がれてきたものですが、生理の血と共に体の古い血と老廃物が排出されます。

逆に、生理が来なかったり、生理の量が少ないのであれば、体に「瘀血」と「老廃物」が貯まってしまいます。
この「瘀血」と「老廃物」は、
・顔のシミ
・吹き出物
・子宮筋腫
・卵巣腫瘍
・不妊症
などの元になります。

ですから、毎月この大切な友が訪れてくれないと困るのです。


妊活を始める前に、生理を正常にできてますか?

私のところに来られた患者さんのお話をしましょう。
妊活中ですが、生理の周期が不規則で来院した27歳の患者さんです。

20代以降生理が不規則で、3〜4ヶ月間1度しか生理が来ません。
生理の量が少ない割には生理痛が酷い。生理の血の色も紫色に近いものでした。

生理が来るたびに酷い下腹部の痛みで、強い痛み止めを飲み、仕事を休まなければいけないという状態でした。

酷い生理痛持ちの彼女は
「生理なんか来て欲しくない、無い方が楽」
という考えでした。
しかし、生理の周期が不規則だったこともあり、妊活を2年間頑張りましたが、実りませんでした。

私の経験上、厳しい言い方になりますが、このようなケースで妊活の治療をしても、時間と精力の無駄です。
まず生理痛の治療をし、そして生理の周期を整えることが第一優先です。

生理が来ても痛みが無い、あるいは痛みが少なくすむように治療をしていきます。
その次に、毎月ちゃんと生理が来るように治療しました。

その結果、その患者さんは昨年の3月に妊娠し、ちょうど2週間前には娘さんのお写真と合わせてお手紙をいただき、私も本当に嬉しかったです。


さいごに

女性の生理は川の水のようなものです。
綺麗な川なら清らかな水、程よい水が理想です。

枯れた川には生き物が生存できません。
鮮やかな鮮血に近い生理の血と、程よい生理の量が望ましいです。
そうなると妊娠しやすい体になります。

生理痛は治るものです。しかし、鎮痛剤やピルは対症療法で、生理痛を治すものではありません。

女性の健康には生理が一番大事な指標です。

積極的にこの素敵な友と向き合いましょう。
この神様からのお守りを大切にしましょう。

そうすることで、きっとあなたは婦人病とは縁が遠くなります。

続編として
「生理痛とさよなら 〜東洋医学で考える生理痛の治し方〜」
という記事を書きました。
合わせて読んでいただけたら、あなたのお悩みの解決のヒントになるかもしれません。
https://note.mu/touyouigaku/n/nd3cc55b8bc52

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