見出し画像

Apex Legends:初級者に向けた,上手くなるための雑記

バトロワFPS,Apex Legends を初めてちょっと経った人に向けた,それなりにプレイした(トップ層ではない)プレイヤーからの助言.

この記事がどういう人に向けた記事かというと
・アカウントレベル50~100ぐらいの人
・操作はわかってきた人
・最高ダメージ1500以下
・ランク~ゴールド
ぐらいの人だろうか.

まぁ操作もおぼつかない初心者は卒業したけど,中級者と自称するにはまだまだな自覚のある,初級者と言った感じか.これぐらいの人は良く言えば"めちゃめちゃ伸びしろがある"状態だ.しかもその伸びは簡単に改善できることや,伸びを実感できる範囲だと思う.

最近スキルマッチが弱くなったり,サブ垢を久しぶりにやって,初級者(と思われる)人と野良であったり,Twitter経由で知り合ったりした.まぁVCを繋いでプレイすることはほぼないのでこちらの勝手なイメージになるが,もっとこうすればいいのになぁと思うことが色々あったのでそれを書いていく.

このスキルレベルの人が,これからもApex を続けてくれることが,ゲームの寿命にも直結すると思うのでこの記事を書く.

敵に弾が当たらないなら

初級者とやると"敵に弾が当たりません"というセリフが聞こえてくる(気がする).ランクマッチで味方の観戦をしていると,"あぁ当たってないなぁ"と思うことがままある.

そういう人に向けたアドバイスは二つ
・感度を下げろ
・射撃訓練場に行け
だ.

敵に弾を当てられない原因は,実は立ち回りとか戦闘経験以前の問題だったりする.逆に,低感度で毎日射撃訓練場に行っている人は立ち回りと戦闘経験の問題に取り組もう.それは次の節,ランクマッチがおすすめだ.

・感度を下げろ

敵に弾が当たらない場面を思い返して欲しい.

敵に銃口を向けて撃ち出して,敵の動きに合わせてエイムを合わせようとした時に,敵の上下左右にレティクルが行ったり来たりすることはないだろうか.そういう人は感度が高すぎる(逆に敵の動きにレティクルが一歩遅れてついていく人は感度が低い.ただ,そういう人は少数派だと思う).

Apex を含めたシューティングゲームは"理論上"高感度が強い.一瞬でエイムを敵に合わせられるからだ.敵に自動的にエイムの合うチーターはやたら感度が高いのはそのためだ.しかし高感度は"理論上"強いだけだ.実際は人間の操作精度の問題で感度を下げる必要がある.

また,Apex は敵の体力が多い.そのためキルタイムが長い.連射武器を胴体に当てるなら1秒以上敵にエイムを合わせなければならない.敵にエイムを合わせ続けるのはトラッキングと呼ばれる種類のエイムが必要だ.


人間の操作精度の問題と,Apex で重要なトラッキングの二点から,Apex においては低感度がとても強い.

敵の上下左右に弾をばら撒いてしまう人は,自分の操作精度に対して感度が高すぎる.なので感度を下げよう.

どれぐらい下げるべきかというと,スライディングジャンプのジャンプ中に後ろを振り向ける限界まで下げる.

コントローラでプレイしているなら,非エイム時/エイム時感度-5/4ぐらいまで下げていい.詳細な設定もしなくていい.世の中には"感度の合わせかた"動画が山ほど上がっている.そういうのを参考にしても良い.

画像1

ただし,一度感度を決めたらもう変えてはいけない.感度は靴だ.自分にあった靴を選ぶことは大切だが,靴は履きなれる必要がある.毎日靴を変えていては慣れることはできない.慣れない靴は靴擦れする.

・射撃訓練場に行け

とりあえず,感度は自分に合ったものになったとしよう.次のアドバイスは,"マッチを始める前に射撃訓練場に行け"だ.

何事も練習というのは楽しくないものだが,絶対にやったほうがいい.長時間やる必要はないが,短時間でも継続してやる必要がある.


射撃訓練場に行って,好きな連射武器を好きなだけカスタムして,画像の位置からダミーを撃ってみて欲しい.ダミー君は1マガジンで倒れただろうか.多分倒れないと思う.

画像2

ここからダミー君を倒すには,連射武器なら"リコイル制御"というものが必要になる.銃には反動(リコイル)がある.射撃で銃口が上に跳ね上がるのだ.これを視点操作で下に下げて反動を相殺するのがリコイル制御だ.


Apex をプレイする前に,ゲームを起動したらまず射撃訓練場に行ってリコイル制御の練習をしよう.

やり方は
・好きな武器を好きなだけカスタムする
・lv3(4)カバンに弾をありったけ持つ
・ダミーを撃つ
・1マガジンで倒せたら少し下がる/倒せなかったら少し前に出る
これだけ.カバン一杯の弾を撃ち切ったらその日のノルマはクリアでいい.

本当は自分が左右に動きながらやったほうがいいが,それは上の画像の位置からぼっ立ちで撃って,安定してダミー君が倒せるようになってからでいい.


本当は敵が動く.動かないダミー君を撃って意味があるのかと思うかもしれないが,まずは動かない敵を絶対倒せるようにしよう.動かない敵を倒せないのに,動く敵を倒せるはずがない.

pc版にはエイム練習ソフトがいくつも販売されているが,僕はやったことがないのでその効果を説明できない.そんなのがなくとも,僕ぐらいの実績にはなる.

ランクマッチをやれ

さて設定や練習はわかった.次は実戦だ.

Apex には大きく分けてカジュアルマッチとランクマッチがある.ランクマッチは公開レートであるランクポイントによってティア分けされたランク同士がマッチする実力が拮抗したプレイヤーとマッチする(はずの)マッチだ.

実力が拮抗した,皆生存意欲のあるランクマッチでは良質で,身の丈に合った戦闘経験を積みやすい.なのでランクマッチがおすすめだ.

一方,カジュアルがおすすめでない理由は二つ.

カジュアルにもスキルマッチという(おそらく直近のk/dの非公開レート分けされた)マッチメイキングがあるが,最近は猛者も初級者も一緒にマッチすることが増えた.要は猛者に轢き殺されることがままあるということだ.

またカジュアルは敵の減りが速い.十分な戦闘経験を積む前に,気づいたら残り3部隊なんていうこともよくある.それは望むところではない.

上手くなりたいなら,カジュアルではなくランクに篭ることをおすすめする.ランクポイントやk/d,ダメージなどの戦績は後から付いてくる.今は気にしなくていい.


ただ,注意して欲しいことがある.それはサブ垢の存在だ.

サブ垢の存在は悪だと思う.適性なレーティングを不正にかいくぐっているからだ(まぁ僕もサブ垢を作ってそのレート帯のプレイヤーの実力を図っている訳だから,僕もダメなのだが).ただし,公式はサブ垢を禁止していない.ただのマナー違反だ.

プラチナやそれ以上のレート帯の人がサブアカウントを作って,低レートのマッチに潜り込んでくることがある.そういう人はブロンズ~シルバーに多いという印象だ.なのでブロンズ~シルバーはやたら敵の減りが速く,本当の初心者をサブ垢が狩る環境になっている.

初級者のうちは訳も分からず狩られてしまうのはしょうがない.ただ,ブロンズ~シルバーはやっていれば必ず上がる.そのうちにマップの地形や物資の湧き,戦闘が起こりやすい場所を把握してしまおう.


そして,ランクマッチの本番はゴールドからだと思う.ゴールド帯まで来れば,サブ垢が減る.なのでゴールド帯でしっかり戦闘経験を積もう.

サブ垢が減る理由は(想像上)二つで,一つはサブ垢の人が飽きてしまうこと,もう一つはダイヤの人がプラチナの人をスマーフするためにゴールドアカウントを作りたいことだ.

ゴールド帯を突破してプラチナに成れれば,きっと初級者は脱したと言えるだろう.

ゴールド帯ランクマッチ攻略

ゴールド帯のランクマッチ攻略は実は以前に記事を書いている.

そこでの繰り返しにはなるが,ここでも一応話しておこう.

・安置を見ろ

ランクマッチは徹底的に安置内に入ることを意識した方がいい.降下直後やリング収縮が終わって次のリングが発表されたら絶対にマップで確認した方がいい.

安置がわかって,マップを理解していればそこで強いポジションがわかるはずだ.そこに向かって移動して,周囲を警戒していれば,順位が上がる.

・強いポジションをとってキープしろ

ただし強いポジションはみんな欲しい.キープできれば自分の部隊の順位が上がるからだ.なので(一見矛盾しているが),敵部隊の中には強いポジションを取りにくる者もいる.リスクはあるが,奪ってしまえばキルポも入って順位も上がる.

なので自分の部隊が強いポジションを取れたらぼぉっとせず,周囲を見回して,近づいてくる部隊に牽制射撃をしなければならない.

強いポジションは地の利で自分の弾を当てやすく,敵の弾をかわしやすい地形だから,そんなに努力なくともポジションをキープできる.

・戦わなければ強くなれない

強いポジションをとって,キープできればゴールド帯でもじわじわ盛れるはずだ.しかし,それでは戦闘に強くなれない.なのであまりポイントを気にせず,積極的に戦闘を仕掛けていった方がいい.

見敵必殺とまでは行かないが,出会った敵に対して,このポジションで勝てるかを判断して仕掛けてみる必要がある.

初めのうちは失敗して殺されたり,漁夫に狩られたりする.経験を積んで行けば,これは仕掛けてもやられるなとか,漁夫がくるなとわかるようになる.

なので戦って強くなろう.ゴールド帯ならそういうこともできる.

ハンマーとってみたいなら

初級者の目標は,ハンマーなんじゃないかなと思っている.まぁ僕はそうだった.

これにほぼ全てが書いてある.気が向いたら読んで欲しい.

上手い奴とそうでない奴を分ける決定的な違い

味方の強さは,どうやって推測できるか.一つは部隊編成の時にバナーのバッジやトラッカーを見ることだ.しかしそれよりもっと確実な方法がある.

それは漁りの速さを見るのだ.初動や,道中の街,デスボックスの漁りが圧倒的に速い奴は絶対に上手い.そして遅い奴は(大抵)下手だ.

バッジが強い奴はどんどん前に行っている経験がないだろうか.


実際,ランクマッチでポイントを盛るためにも,ハンマーを取るためにも,キルを稼ぐためにも,そもそも戦闘に勝つためにも,実は漁り速度が重要なのだ

その理由と漁りを早くする方法は

にある.

終わりに

この記事が,脱初級者の助けになれば幸いだ.

Apex はオンラインの対戦ゲームだ.ゲームの寿命はプレイヤー人口で大きく左右される.初めて少し経った人が,またゲームを続けてくれることがゲームの寿命を伸ばすためにとても重要だと思う.


いつもnoteでApex の攻略記事や,日記,物理学のお話をしていたりする.

興味があれば目を通して見て欲しい.


またtwitchでほとんど毎日,夕方~夜に配信している.noteから来ましたと言ってくれれば間違いなく反応する.記事の内容にあることもないことの質問も大歓迎だ.

Twitterもやっている.

noteやTwitter経由で一緒にプレイすることも増えてきた.興味があれば気軽に声をかけてくれ.


最後まで読んでいただきありがとうございます. 見ていただくだけでなく,"スキ",コメント励みになります. サポートいただければとても助かります/noblesse oblige(煽り)