愚痴の一つもいえないインターネット

インターネット上で漠然と、しかし確実に蔓延している「文句を言ってはいけない空気」って奴が嫌いです。もっと言えば現実にも溢れかえっている。まあ、理由は分かります。好きな物のネガティブな意見は見たくありませんし、インターネットという広い世界がこれほど多くの人に使われるようになった現在、数が集まって火が大きくなれば収集がつかなくなるものですから、秩序の意味を考えればしょうが無いところもあるのでしょう。だけど、少なくとも僕はそんな風に良い子ちゃんでいなきゃいけないのは息苦しい。愚痴をネットに書き込んで、馬鹿馬鹿しい事を嘲笑って、嫌いなものを嫌いと言えないのはすごく疲れます。イヤな事はイヤだと言いたい、別に誰かに賛同してもらいたって何かを変えたいわけじゃなく、ただ社会不適合者が戯言を宣う場所が欲しいのです。