適応障害から脱出した3つのこと

どうも、とうトトです。
今から7年前の事ですが、仕事先で適応障害になった事があります。
最初は不眠から始まり、胃痛が発生し食べられなくなりました。
最終的には体の震えが起こり、病院へと駆け込んだのを覚えています。
そこからもゴタゴタが続き、結局は実家へ帰省しました。
5年間の服薬生活。障害手帳は2級。
なんとか這い上がろうと試みたものの、結果は出ず。
最終的には幻覚や幻聴も見え始め「統合失調症」と診断が下りました。
ですが、本気で治そうと決めて、取り組んだ事が功を奏したので、今回はそれについて話させていただきます。

適応障害とは

ググってみると、
「適応障害とは」
自分のいる環境への適応がうまくいかず、ストレスにより心身に影響が及び、生活に支障をきたしている状態を指します。 焦り・不安、イライラが強く現れたり、食欲低下・過食が現れたりと、その症状はさまざまとあります。

自分の場合は不安要素が強かったですね。
それも今の自分を悲観してるだけではなく、「治った後」の事も不安に思ってしまった。
「自分はいつまでこんな生活をしなくちゃいけないのか…」
「社会に戻ったとしてもまた起こってしまったら…」

主にこの辺を常にぐるぐるしてたように感じます。

必死であがいて自分なりに何かを始めようにも上手くいきません。
そりゃそうなんですよね。
例えるなら私自身は0を1にしたい。ですが、状況は0どころかマイナスにいる。
当時はこの事すら気づけなかったので、毎日生きた心地はしませんでした。



自分が行った3つの事

ざっくりいくと次の3つです。
1つ目 「自分を見直した」
2つ目 「目的を持った」
3つ目 「自分に課したルールをやり抜く」

と、これだけです。それぞれ説明していきます。

「自分を見直した」


見直せる箇所や思い当たる事。自分の幼い頃好きだった事や、どうしてあの時、あの仕事に就いたのか。本当に好きだった事や好きだった人との思い出も全て洗い出していきました。中には忘れたい事もありましたけどね。

これを出す事になったキッカケはスピリチュアル関係だったり、適応障害になる以前に、うつで苦しんだ方の本を読んだりと様々だったので、今回は省きます。

ただ、しっかりと見直すことで、私はようやく0に戻れた感覚があったのです。

「目的を持った」


私は北海道に実家がある元道産子です。
その際、ある人との出会いをキッカケに「いつか京都に住む」のを目的として考えておりました。

いざ、京都に行くとなるとまず体を治す事を前提に動く必要があります。
そして、旅費、滞在場所、仕事、そして最短で向かうのなら何ヵ月かかるのか。いくつかのパターンに分けて考えだしました。
そこから現時点の私自身の体調の事も踏まえて出来る事から行動する事にしたのです。

これにより、頑張る方向性が見つかりました。

「自分に課したルールをやり抜く」


体調を回復させるのなら、外に出る習慣が必要です。
まずは体を外に慣れさせることから。

そう思い、晴れてる日は昼食後30分前後散歩に行く。
雨の日は昼食後、踏み台昇降を行うと決めて取り組みました。

服薬は眠剤や精神薬を使用しておりましたが、全て破棄。
夜眠れなくても目を閉じて布団の上で横になる。

生活の全てを変えていったんです。

実際初めてからの数ヵ月は思うように眠れません。運動し体も疲れてるのに余計しんどいです。それこそ「本当に京都に行けるんだろうか」と考えた時もありました。
ですが、毎日運動を課してやり抜いた事で徐々に「京都に行けるかもしれない」といった自信が沸いてきたのを覚えています。

ちなみに服薬破棄は荒治療だと思いますので、相当な覚悟が無いとオススメ出来ません。周りに「こうすりゃ治るぞ」と教えないでくださいね。



その後

私は今現在京都に住んでおります。2年前に来ました。
色々な過程を経て無理やり到達させたというのもありますが、何はともあれ、問題も無く普通の人と同じように暮らしております。
ちなみに、私自身の幼い頃の印象は「七転び八起」です。
自分で立ち上がる事が出来る人間は、治療した後も歩き続けられると信じて生きていけばいいと思います。明日は明日の風が吹くですね。

また、今回話した内容は汎用性の低いものかと思います。
やる気では無く、覚悟によるものが大きい上に、自分はたまたま成功した。だけという場合もあります。
全てを鵜呑みにしてしまうと、私自身は責任を取れませんのでご注意ください。

以上3つまとめさせていただきました。
更に分かりやすくしたものが↓になります。

・マイナスを0に戻す為に「自分を見直す」
・0から向かう先を決める為に「目的を持つ」
・1へ進むために「自分ルールを課す」

ここまで読んでいただきありがとうございました。

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