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週刊 金相場展望 2023年1月30日号

株式会社投資日報社の代表取締役社長であり、サイクル分析の大家でもある、鏑木高明が毎週執筆を行っている金相場展望のレポートでございます。

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先週のNY金の期近は前週比1.2㌦高の1,929.4㌦で引けた。高値は昨年4月以来の1,949.8㌦をつけた。ここで、金の見方を変える時期にきたようだ。

先週のコメントだが「これまではテクニカルでは金の修正高が続いているが、弱気派にとっては限界ラインである。今回は8年サイクルの分析でも、見直しを強いられる場面となっている。昨年はドル円の5年サイクルでも変更を余儀なくさせられたが、総じて、30年以上続いていたサイクルの継続が否定される場面が見られた。今年はこの金相場がドル円のような大きな変更が発生するのか、今しばらく様子を見たい。なお金の8年サイクルについてはこれまで述べたきたが、週足引け値で2,000㌦を超えてくれば、ボトムを付けたとの見方に変更しなければならないだろう」。

まだ2,000㌦は超えていないが、今の勢いを見ると、8年サイクルはボトムを付け、新8年サイクルが始まっているとの見方に傾く。これまで、金の反発は修正高と捉えていたのだが、これを本格的なトレンドと考えなければならない。

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【鏑木高明 プロフィール】
関西学院大学経済学部卒。1995年に世界的に著名な米国のマーケットアナリスト、レイモンド・メリマン氏と提携、国内初の相場サイクルとアストロロジーレポートを発行。サイクル、アストロロジーを活かした相場分析には定評がある。株式会社投資日報社 代表取締役、投資日報出版株式会社 代表取締役、株式会社ワカバヤシエフエックスアソシエイツ 取締役、日本テクニカルアナリスト協会会員、投資日報α編集長。


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