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週刊 金相場展望 2023年10月30日号

株式会社投資日報社の代表取締役社長であり、サイクル分析の大家でもある、鏑木高明が毎週執筆を行っている金相場展望のレポートでございます。
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先週のNY金相場は前週比4.1㌦高の1,998.5㌦で引けた。高値は2,019.7㌦で、5月4日につけた史上最高値2,085.4にジリジリと接近。高値更新も時間の問題と見られる。現在の動きからでは昨年11月の底打ちからの上伸局面が再現され、その場合2,180㌦以上になろうか。

緊迫化する中東情勢や泥沼化したロシア、ウクライナ戦争の行方は不透明だが、今の金相場を見ていると、簡単には解決しないことを示唆しているようだ。

金の週足チャートからは3年以上に亘って阻まれ続けたトリプルトップの壁を、ブレイクすれば、爆発的な相場に発展する可能性を示している。4度目の挑戦は往々にしてそうなる傾向がある。特に壁をブレイクする時にギャップアップすればなおさらだ。

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【鏑木高明 プロフィール】
関西学院大学経済学部卒。1995年に世界的に著名な米国のマーケットアナリスト、レイモンド・メリマン氏と提携、国内初の相場サイクルとアストロロジーレポートを発行。サイクル、アストロロジーを活かした相場分析には定評がある。株式会社投資日報社 代表取締役、投資日報出版株式会社 代表取締役、株式会社ワカバヤシエフエックスアソシエイツ 取締役、日本テクニカルアナリスト協会会員、投資日報α編集長。


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