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週刊 金相場展望 2023年3月6日号

株式会社投資日報社の代表取締役社長であり、サイクル分析の大家でもある、鏑木高明が毎週執筆を行っている金相場展望のレポートでございます。

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先週のNY金相場(期近)は続伸、前週比37.5㌦高の1,854.6㌦で引け、ほぼ前週の陰線を包み込む陽線でマイナス幅を取り戻した。罫線的にはキーリバーサルアップに似た強気の転換シグナル。しかし2月2日以降続いていたドル高や金利上昇が、雇用統計の週を控え、手仕舞い売りで単に一服した影響によるもので、とりとめて金上昇を支持する環境に変化したわけではないと考える。

ドル指数のチャートでは一旦105前後で頭打ちから、調整入り。10年債金利も4%超えで一旦の達成感から、週末は利回りが低下、4%割れとなった。
どちらもほぼ1カ月上伸した事による訂正とみているが、この動きは3~8日程度で終わると見ている。早ければ今週の雇用統計前には終わっている可能性が高いと見る。

続きはPDFファイルをご覧下さい。

【鏑木高明 プロフィール】
関西学院大学経済学部卒。1995年に世界的に著名な米国のマーケットアナリスト、レイモンド・メリマン氏と提携、国内初の相場サイクルとアストロロジーレポートを発行。サイクル、アストロロジーを活かした相場分析には定評がある。株式会社投資日報社 代表取締役、投資日報出版株式会社 代表取締役、株式会社ワカバヤシエフエックスアソシエイツ 取締役、日本テクニカルアナリスト協会会員、投資日報α編集長。
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