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週刊金相場展望 2021年6月28日号

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投資日報社

投資日報社の代表取締役社長であり、サイクル分析の大家でもある、鏑木高明が毎週執筆を行っている金相場展望のレポートとなります。

鏑木高明 プロフィール
関西学院大学経済学部卒。1995年に世界的に著名な米国のマーケットアナリスト、レイモンド・メリマン氏と提携、国内初の相場サイクルとアストロロジーレポートを発行。


現在、投資日報社 代表取締役 

投資日報出版 代表取締役

(株)ワカバヤシ エフエックス アソシエイツ取締役、日本テクニカルアナリスト協会会員。
サイクル、アストロロジーを活かした相場分析には定評がある。
投資日報α編集長


先週のNY金相場(期近)はFOMC後の急落幅(-110㌦)の10%も戻すことが出来ず、前週比8.81㌦高の1,777.8㌦で引けた。米10年債金利が1.3%台半ばから1.5%台へと0.2%近く上昇したことで金の反発を押さえたと言えばそれまでだが、金利はFOMC後に1.6%台まで上昇した後、その日の内に既に1.3%台まで急落、しかし金相場も急落した。金利に対して素直に反応するなら、両者は逆相関にならなければならないが、そうならないところが相場の難しいところである。ただ直近では4~5月の2ヶ月間は金利の下げに対して、金の反発は理にかなっていた。


 問題は今後、金利が上昇トレンドに回帰し、金がそれに素直に反応すれば下げトレンドを形成することを意味するが、果たしてどうなるか。2013年FRBがテーパリングを示唆して以降、利上げを開始する2015年12月までは金は下げ続けた経緯がある。しかし利上げが開始されてからは金が反発に転じたのだが、要は利上げが現実になるまでは金は下げ、事実となって初めて金が底打ったのだが、これは相場の理屈に合うものだ。つまり株の世界でよく知られた格言でもあるが「噂で買って、事実で売れ」というものだが、金と利上げとの関連では、将来の利上げ計画が話題になった時点で、金の売りが加速され、利上げが現実となった時点で、金は底を打つ。その通りなら、金はまだ下げ余地があるということになる。FRBのタカ派の委員にとっては利上げは2022年中とも言われているが、遅くとも2023年末までに実行されよう。早い話がコロナ感染が収まれば、即利上げも可能であろう。その終息は感染者および、ワクチン接種者が、その国では7割の人工が抗体を獲得した時点と言うことになる。


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