週刊 金相場展望 2023年12月18日号
株式会社投資日報社の代表取締役社長であり、サイクル分析の大家でもある、鏑木高明が毎週執筆を行っている金相場展望のレポートでございます。
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先週のNY金相場(期近)は前週比21.2㌦高の2,035.7㌦で引けた。週の安値は13日の1,987.9㌦と2,000㌦を割り込み、高値は2,062.9㌦であった。先週こう述べた「週足チャートでは上ひげで史上最高値を更新したものの、終値が陰線引けとなり、抵抗に阻まれた形となった。非常にまずい線形であり、再度上抜けるまでは完全な強気モードに戻るのには躊躇する。日足ベースで2,000㌦を割り込んでも引け値で維持できれば依然として強気だが、今週は大事な分岐点となりそうだ。2週連続引け値で割り込めば強気は撤退する」。週の途中で2,000㌦大台割れも、週の引け値での維持は強気トリガーである。しかし、週足引け値で再度割り込めば、強気は一端止める。
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【鏑木高明 プロフィール】
関西学院大学経済学部卒。1995年に世界的に著名な米国のマーケットアナリスト、レイモンド・メリマン氏と提携、国内初の相場サイクルとアストロロジーレポートを発行。サイクル、アストロロジーを活かした相場分析には定評がある。株式会社投資日報社 代表取締役、投資日報出版株式会社 代表取締役、株式会社ワカバヤシエフエックスアソシエイツ 取締役、日本テクニカルアナリスト協会会員、投資日報α編集長。
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