週刊 金相場展望 2024年5月7日号
株式会社投資日報社の代表取締役社長であり、サイクル分析の大家でもある、鏑木高明が毎週執筆を行っている金相場展望のレポートでございます。
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先週のNY金相場(期近)は前週比38.6㌦安値の2,308.6㌦で引け、2,300㌦台は維持した。4月のギャップアップ(2,234.1~2,249.1)を引け値で埋めまで強気は維持される。
先週のビッグイベントはFOMCと雇用統計であったが、前者では年内、3回の利下げ期待は縮小しているものの、ややサプライズであったのは、FRBの量的引き締めに関する変更として、今月より保有する米国債の縮小ペースを緩めると表明、月250億ドルへの上限引き下げは予想よりも小さい。FOMCの声明では年内の利下げは依然として残されているものの、年1~2回で、先ずは9月利下げが予想されている。
以下はBMOのグレゴリー氏の見解を参考に掲載しておく
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【鏑木高明 プロフィール】
関西学院大学経済学部卒。1995年に世界的に著名な米国のマーケットアナリスト、レイモンド・メリマン氏と提携、国内初の相場サイクルとアストロロジーレポートを発行。サイクル、アストロロジーを活かした相場分析には定評がある。株式会社投資日報社 代表取締役、投資日報出版株式会社 代表取締役、日本テクニカルアナリスト協会会員、『投資日報α』編集長。
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