週刊 金相場展望 2024年4月1日号
株式会社投資日報社の代表取締役社長であり、サイクル分析の大家でもある、鏑木高明が毎週執筆を行っている金相場展望のレポートでございます。
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先週のNY金相場は前週比57.4㌦高の2,217.4㌦で引けた。前週の上髭の長い線による弱気トリガーは打ち消され、史上最高値を更新した。先週は「日足チャートでは長い上髭を出して、翌日大陰線となった。例の如く、強気にとってはやや嫌な線である。しかも週足では十字線となっている。史上最高値を更新して期近は2,225.3㌦を付けた。見渡せば、直近4年間では2020年8月、22年3月、23年5月、12月、そして今回」。
ただ、「引け値で2,200㌦を超えない限り、弱気トリガーとなるが、2,000㌦を完全に割り込まなければ完全な弱気モード入りにはならない」ということで、弱気モード入りとはならなかった。15週ストキャスティクスも上昇を維持している。
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【鏑木高明 プロフィール】
関西学院大学経済学部卒。1995年に世界的に著名な米国のマーケットアナリスト、レイモンド・メリマン氏と提携、国内初の相場サイクルとアストロロジーレポートを発行。サイクル、アストロロジーを活かした相場分析には定評がある。株式会社投資日報社 代表取締役、投資日報出版株式会社 代表取締役、株式会社ワカバヤシエフエックスアソシエイツ 取締役、日本テクニカルアナリスト協会会員、投資日報α編集長。
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