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週刊 金相場展望 2022年11月28日号

株式会社投資日報社の代表取締役社長であり、サイクル分析の大家でもある、鏑木高明が毎週執筆を行っている金相場展望のレポートでございます。

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先週のNY金相場は前週比0.4㌦安の1,754㌦で引けた。週の引け値は前週とほとんど変わらないものの、週の安値1,719㌦はかなり下ヒゲの長い線で終わった。

ビッグイベントとしては、23日のFOMC議事要旨公表であったが、政策立案者の「かなり多数」が、利上げペース鈍化が「間もなく適切になる」との見方に同意したことが分かり、ドルが急落。ドル円相場では3日間で4円幅以上(約3%)下落し、対ユーロでは10%近く下落した。ドルが下落した割には、金は上昇せずに、逆に20㌦程度下落し、24日以降、遅ればせながら反発したといえる。

結果的に、FOMC議事要旨の内容はFOMCがあった11月1~2日に予想された内容とほぼ変わらず、利上げペース鈍化を裏付けるものであり、材料出尽くし的なものとなった。

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【鏑木高明 プロフィール】
関西学院大学経済学部卒。1995年に世界的に著名な米国のマーケットアナリスト、レイモンド・メリマン氏と提携、国内初の相場サイクルとアストロロジーレポートを発行。サイクル、アストロロジーを活かした相場分析には定評がある。株式会社投資日報社 代表取締役、投資日報出版株式会社 代表取締役、株式会社ワカバヤシエフエックスアソシエイツ 取締役、日本テクニカルアナリスト協会会員、投資日報α編集長。
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