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週刊 金相場展望 2022年8月1日号

株式会社投資日報社の代表取締役社長であり、サイクル分析の大家でもある、鏑木高明が毎週執筆を行っている金相場展望のレポートでございます。

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先週のNY金相場は前週比35.5㌦高の1,762.9㌦で引けた。先週のポイントはFOMCであったが、市場予想通り2回連続となる0.75%の大幅利上げが決定された。

金相場に関しては前週の1,700㌦割れで既に織り込んでおり、FOMC後は1%利上げはなかったということで、逆に好材料と捉えての反騰となった。

さらに4~6月期の実質GDPが2期連続で前期比マイナスとなり、景気後退懸念が強まっていることで、CMEフェドウオッチによる、9月のFOMCではでは0.5%の利上げにとどめるとの見方が優勢となったことも金の上昇をサポートした。

ただこの心理は一時的なもので、今後発表される経済指標によっては何時でも覆されるのがお決まりであり、強い指標が出ればインフレは収まっていないとして今回同様の利上げを想定することになろう。米経済指標では、来週は雇用統計のほか、1日に7月のISM製造業PMIが発表される。

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【鏑木高明 プロフィール】

関西学院大学経済学部卒。1995年に世界的に著名な米国のマーケットアナリスト、レイモンド・メリマン氏と提携、国内初の相場サイクルとアストロロジーレポートを発行。サイクル、アストロロジーを活かした相場分析には定評がある。株式会社投資日報社 代表取締役、投資日報出版株式会社 代表取締役、株式会社ワカバヤシエフエックスアソシエイツ 取締役、日本テクニカルアナリスト協会会員、投資日報α編集長。

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