週刊 金相場展望 2023年9月25日号
株式会社投資日報社の代表取締役社長であり、サイクル分析の大家でもある、鏑木高明が毎週執筆を行っている金相場展望のレポートでございます。
-----------------------------------------------------------------------------------
先週のNY金(期近)相場は前週比0.7㌦安の1,927.2㌦で引け、殆ど前週比変わらず、且つ、寄り引け同時の十字線となった。相場全体としては金利高の影響からか、依然として上値が抑えられている印象を受ける。週足チャートでは7月以降、下降ウエッジ気味に推移。1,900㌦前後への下押しは許容範囲。一方で週足引け値でウエッジ上限突破は強気再開、また上値は15週MA(1,939.1)に抑えられているが、引け値で上回れば強気トリガーになるだろう。
金の上値を圧迫している金利高とドル高要因は、先週の19~20日のFOMCで確認された。主要政策金利の据え置きが決定され、金の期近は一時、1,950㌦まで上伸したが、その後のFRB議長会見ではタカ派的なコメントが目立ったことで、一転下げを加速させた。
続きはPDFファイルをご覧下さい。
【鏑木高明 プロフィール】
関西学院大学経済学部卒。1995年に世界的に著名な米国のマーケットアナリスト、レイモンド・メリマン氏と提携、国内初の相場サイクルとアストロロジーレポートを発行。サイクル、アストロロジーを活かした相場分析には定評がある。株式会社投資日報社 代表取締役、投資日報出版株式会社 代表取締役、株式会社ワカバヤシエフエックスアソシエイツ 取締役、日本テクニカルアナリスト協会会員、投資日報α編集長。
*投資の最終判断は、御自身の責任で行なうようお願い申し上げます。
* 当方レポートを無断で複写、配布されることはご契約違反となります。ご契約違反行為が発覚いたしました場合は、法的な処置を取ることもありますのでご注意下さい。同時にレポートのご購読期間内であっても配信を打ち切らせて頂きます。何卒ご了承の上、宜しくお願い申し上げます。
* このレポートは将来の見通しの適確性、または収益性を保証するものではありません。トレーダー及びレポートの読者は自己責任で取引してください。当レポートの筆者、発行人共に市場における各参加者の決断については一切責任を負いません。銘柄を問わず、現物、先物、オプション取引は高リスクを伴うと考えられています。
ここから先は
¥ 550
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?