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お金を増やすには、まず家計簿を作りましょう!【無駄な出費を無くそう!】

皆さん、ボンジュール!投資家Cuberです。

今日はなぜ、家計簿を作らなければならないのか、説明していきたいと思います。

①なぜ家計簿が必須なのか?

僕は、いつも、このブログでは、皆さんに「投資しろ、投資しろ」とは言っていますが、そもそも投資するためにお金が要ります。
ただ、「投資するお金がないよ」と思う人がたくさんいるかと思います。
毎月、給料が振り込まれて、普通に生活して、月末に銀行口座を確認すれば、ほぼ全部使ってしまった、ということはないでしょうか。

よくこんな状況になる人は、どこかでお金を無駄にしています。
そんな無駄遣いを見つけるために、まず、毎月の出費を管理しなければなりません。
その管理の一番簡単な方法は、家計簿を作ることです。

家計簿を作ったら、毎月、正確にどこにお金を使っているのか、すぐわかります。
食費はいくら、趣味はいくら、交通費はいくら。
そうすることで、どこにお金を無駄に使っているかが、明らかになります。

家計簿の携帯アプリもありますし、excelなどで自分で家計簿を作ってもいいです。
自分にとっての一番楽な方法で家計簿を作ってください。

②家計簿の具体的な事例

Aさんは社会人1年目で、数カ月前から、初めて給料をもらっています。
毎月、給料から20万円の手取りがあります。
つまり、収入は20万円です。

Aさんは、お金を貯めたいけど、どうしても中々できません。
いつも、Aさんはそんなにお金を無駄に使っていると思っていませんが、毎月、銀行口座を確認すれば、収入の全額を使ってしまっています。
今までは、Aさんは毎月の出費を特に管理したことがありません。

それでは、Aさんと一緒に、毎月の出費を家計簿にまとめていきましょう。

◆Aさんはまだ入社したばっかりで、アパートを借りています。
1人暮らしで、1LDKのアパートに住んでいて、その賃貸は7万円です。

◆次は水道光熱費です。
電気、ガス、水道水、全部合わせますと1万円になります。

◆次は食費です。
Aさんはあまり料理が得意じゃないので、朝は適当に食べて、昼と晩は外で食べています。
あとは、テレビを見ながら、ちょっとおやつを食べています。
この食費を全部合わせますと、4万円になります。

◆家電とかも、Aさんは大好きです。
ほぼ毎月新しいものを買ってみて、毎月1万円になります。

◆あとは洋服です。
季節に合わせて新しい服を買うのは、Aさんのこだわりです。
毎月でみますと、2万円ぐらいを使っています。

◆次は交通費です。
Aさんは車をもっています。
車は便利で、どこにも自由に行けるからです。
車の保険とか、ガソリン代とかを合わせますと、毎月2万円になります。

◆次は通信費です。
自分の携帯とアパートのWiFiを合わせますと、1万円になります。

◆次は趣味です。
Aさんはゲームが好きで、最新のゲームをよく買っています。
毎月、大体1万円になります。

◆最後はその他の出費です。
ここは、定期的に発生しない出費になります。
毎月でみますと、1万円がかかると概算しています。

Aさんの毎月の出費を合わせますと、確かに、ちょうど20万円になります。

Aさん出費_現状

つまり、毎月の20万円の収入から、毎月の20万円の出費を引くと、0円が残っています。
こんな状況で、確かに、お金が貯まりません。
では、Aさんはどこにお金を無駄に使っているのか、もう一度見ていきましょう。

③抑えるべき毎月の出費

◆家賃は7万円:住んでいる場所によりますが、安いのか、高いのか、これだけで判断できません。
ただ、引っ越しする前に、自分の住みたい場所の相場を確認するのはとても大事です。
しっかり調べて、自分の条件に合った物件を何件か見に行って、一番コスパのいいところを選びましょう。
また、基本的には、家賃は収入の25%までに抑えて頂きたい。
それ以上になると、何か起こった場合に、本当に苦しくなります。
Aさんの場合は、20万円の収入ですので、できれば5万円程度の家賃の方が安心です。
特に、Aさんはまだ若いので、そんなに立派な場所に住まなくても大丈夫です。

◆水道光熱費は1万円:ここは特に問題ありません。
一般的には、1人暮らしの場合は、電気代は月5,000円、ガス代は月3,000円、水道水は月2,000円ですので、合わせて1万円で大丈夫です。

◆食費は4万円:一日当たりで1300円になります。
ここは、そんなに高くに見えませんが、個人的には、下げる余裕があると思います。
ご飯は毎回外食じゃなくて、時々自分で作った方が明らかに安くなります。
Aさんは料理が得意じゃないとは言っていますが、毎回そんなにすごいご飯を作らなくても大丈夫です。
パスタでも何回作ってもOKです。
本当に少しだけ工夫すれば、食費を下げるのは簡単です。
Aさんの場合は、食費は35,000万円までにしましょう。

◆家電は1万円:ここは、毎月買う必要はありますか。
その家電は本当に要るものですか。
ただ単にほしいものだけじゃないですか。
ここは気を付けて頂きたい。
これは、別の動画で細かく説明しますが、要るものとほしいものを明確にして、要るものを優先的に買うようにしてください。
ほしいものはできるだけ買わないようにしてください。

そもそも、ほしいものを買う前に、「三日ルール」があります。
ほしいものを買う前に、三日間、待ってください。
三日間たっても、まだ欲しかったら、買ってもいいと思います。
もう欲しくない場合、買わなくていいです。

◆洋服は2万円:これは、年間で計算しますと、24万円になります。
本当に毎年、24万円の服を買わないといけないですか。
去年の服はダメですか。
毎月2万円は明らかに高すぎます。
個人的には、半分でも高すぎると思います。
服は毎月1万円で、何とか、許します。

◆交通費は2万円:ここは先と同じですが、そもそも車は要りますか。
正直、電車かバスでほぼどこでも行けます。
電車かバスで無理なところにどうしても行きたい場合は、レンタカーでも十分です。
生活のために本当に必要ではない場合は、早めに車を売って、電車に乗りましょう。
そうすれば、少なくとも交通費は半分にできます。
Aさんの場合は、交通費は1万円で抑えましょう。

◆通信費は1万円:問題なし。

◆趣味は1万円:別に問題なし。

◆その他出費は1万円:問題なし。

ということで、貯金できなかったAさんは、少しだけ工夫すれば、毎月50,000円を貯金できます。

Aさん出費_理想

年間で計算しますと、毎年60万円の貯金になります。

その半分、毎年30万円を投資して、それを30年間を続けて、年間5%の金利があれば、2220万円になります。
老後2000万円不足問題の準備は、もう完璧です。

2020年9月24日
投資家Cuber

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