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ドーナツ屋さんの奇抜な集客方法とは

こんにちは、としです。

きょうは日本のドーナツ市場の歴史と
ある会社の変わった集客方法。販売戦略をお伝えしていきますね。

ドーナツと言えば日本ではお馴染みの
ミスタードーナツ。ダンキンドーナッツなどがありますが、
もちろん専門店ではなくてもスターバックスやドトールコーヒー、
コンビニ、スーパーなどでも手軽に購入できるようになりました。

そんな手軽に買えるようになったドーナツ
ではここで少しだけドーナツの歴史を振り返ってみたいと思います

なるべく簡単に。
ご説明いたしますね

現在、世界29か国に店舗展開している
世界No1のドーナツチェーンはダンキンドーナツです

そんなダンキンは1971年日本に上陸。
同時期にマクドナルドも日本の銀座に第一号店を出店しています。

この頃から少しずつ時間をかけて外食ブームが始まり
外食産業は右肩上がりだったのです、

ところが1990年代中頃から
少しブームとしては、横ばい、もしくは低迷の時期が続き
1998年に世界No1のダンキンが日本を撤退

その後はミスタードーナツが専門店としては競合不在の独占状態です。
購入個所も年々細分化されているので独占とは言えませんが
店舗数からしたらコンビニの圧勝ですし、スタバもドトールなどもあります

そんないつでも手軽に食べられる
日本のドーナツ市場に、再び外資系ドーナツチェーンが上陸したのです

それが、
アメリカで1937年に創業したドーナツチェーン
クリスピークリームドーナツです

そうです。実はこの会社が行った宣伝戦略が面白いのです。

第一号店は代々木 or 新宿のオフィス街に店舗をかまえ、
街角でチラシを配る→いいえ違います
街角で無料券を配る→いいえ違います

正解はドーナツを街角で配ったのです
はい、1人1つではございませんよ。

画像1

1人12個入りを箱ごと配ったのです。  (画像参照クリスピードーナツ)
ドーナツを1箱もらった本人は、当然1人では食べられないので
オフィスに持ち帰りみんなでシェアします。

こんなの配っていたよ、オフィスの中はもちろんの事、
友人、家族に至るまで

とにかくうれしい感情は誰かに話したくなります。
そんな口コミが徐々に広がり、味と店名の認知が広がっていったのです。

この様なことを繰り返していれば
当然メディアも飛びつきます。

とは言え、ある人は採算が合わないのでは
そんな声もあったそうです。

聞いたこともないお店、食べたことない味
そんな知らない状態~認知→店舗購入に至るまで
時間とお金がかかります。

通常、膨大な広告宣伝費がかかります。

しかしながら、クリスピーは一切広告宣伝費を使っておりません
ドーナツを配り。口コミが広がり、連日長蛇の列だったそうです

そうこれがフリー戦略

まだまだフリー戦略の組み合わせは
無数にあります。

業界をスライドしたり、形を無形にしたり、他業種とコラボしたりなどなど
組合せによっては、とんでもない化学反応を起こすかもしれませんね。

本日は以上になります

ほんじつも最後までご覧いただきありがとうございました。
あなた様が今日も1日幸多き1日でありますように。

ありがとうございました。

もしお時間あれば、僅かでも構いません。コメント頂けると嬉しいですね。 ありがとうございました。