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読書の日々「教養としての歴史小説」

こんばんは、藤里です。
毎日暑いですね…。夏どころか梅雨もまだなのに、もう夏を越せる気がしない今日この頃です。

今回ご報告するのはこちら。

今村翔吾さんが歴史小説について解りやすく紹介していく1冊です。


とは言っても、藤里自身、歴史小説って言われてピンとくるのが吉川英治さんとか司馬遼太郎さんぐらいで、今村さんってどちら様状態(失礼が過ぎる!)

あまりに馴染みがなさすぎて検索をかけてみたところ、ウィキペディアではなく立派なオフィシャルサイトを発見。・・・自信家先生?(;^_^A

せっかくなのでオフィシャルサイトでプロフィールを確認すると歴史小説・時代小説家とあるのだけれど、えっ?別物なの?何が違うの?ってところからしっかり躓いています。



申し訳ない気持ちでいっぱいですが、その辺は今村さん自身がこの本の中でもきちんと説明してくれていて「大河ドラマのようなものが歴史小説で、『水戸黄門』のようなものが時代小説」なのだそうです。


史実に沿っているのが歴史小説で、時代背景に焦点を当てて、架空の人物や設定で物語を進めちゃうのが時代小説みたいな?

なるほど!

ということは、私が最近興味をもって読み始めたのは、時代小説なのだなという確認から始まった次第です。

そして、ということは、大まかにとらえたら、少し前にブームになった鬼滅の刃もここに分類できるということですよね、コミックだけど(*'▽')


そもそも、最近では時代劇ですら、TVから姿を消したような気がします。
大河ドラマとお正月時代劇以外とんと見かけません。


歴史の授業が苦手だった藤里は、祖父母の家で見る時代劇ぐらいしか時代物に触れる機会はなかったのですが、これだけTVで見なくなると、小説で触れなければ、歴史は闇の中となりそう。


この本には、楽しみながら歴史を学べる作家さんの紹介ページなどもあり、興味のある分野から読み始めることをオススメされました。

いくつか読んでみたい作品はあったのですが、私は以前読んだ『蒼穹の昴』で有名な浅田次郎さんの『一刀斎夢録』から挑戦しようかなと思います。

日本人は知的レベルが高いとされてきたはずなのに、情報があふれすぎているせいなのか、物事を深く知ろうとする意欲が薄れてきているように感じます。大切なのは「どうしてこうなっているのか」に関心を持って調べる事。まずは知識を持つことが深い議論につながります」

教養としての歴史小説

実は『るろうに剣心』というコミックで斎藤一という人物が一番好きな藤里です。まずは、ここから掘り下げていこうかなと持ったところで読了です。


今回の画像は杉江慎介様からお借りしました。


最後まで読んで下さりありがとうございます。
また来週お会いできると嬉しいです。



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