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流浪の月

流浪の月の映画を観てきました。

うーん、なんというかイマイチ。
思ったんだけど、監督が脚本書いてる映画って面白くないものが多い気がする。
もともと小説があって映画だとストーリーが端折られてたりするので、細かい設定がわからず話しについていけない箇所がありました。
でもね、役者さんたちが圧巻の演技で見ごたえはありました!
150分って長さも苦にならず画面に引き込まれた。
主人公の松坂桃李くんと広瀬すずちゃん。
松坂くんは役作りのために相当ダイエットしたようで、枝のように細いからだが文という役そのものだった。
すずちゃんも大人の演技になったなぁ。
画面映えするというか、スクリーンの大きさに負けない美しさというか、難しい役どころを熱演。
でも一番素晴らしかったのは、亮を演じた横浜流星くん。
Twitterでもつぶやいたんだけど、流星くんのイメージはストイックで気の良いお兄ちゃん。
私の推しである佐野勇斗くんがとても懐いていて、間接的なイメージなんだけど、爽やか青年だよねー。

なのに!
亮という役柄は暴力的でエゴイストで寂しがり屋で、流星くんとは真逆な人物なのに、ものすごい熱量で演じきりました!
映画を観た人から「流星くんを嫌いになりそう」と言われるらしいのですが、ちょっとわかるw
そのくらい表情、仕草、セリフひとつひとつが亮そのものでした。

映画だけでは未消化だったので原作買ってきました。
いやぁ文字で読むとすごい面白い!
更紗の両親のこと、文の家庭事情とか映画でわかりにくかった部分もよく理解出来たし、文がなぜ更紗の前で服を脱ぎ捨てたのか、その理由も理解出来ました。

この年になって映画館で映画を観る楽しさを再認してるというか。
私は元々マルチタスク人間でいつも何かを平行して作業してないと気が済まないのです。
だから映画館で強制的に映画だけを観るという贅沢な時間がすごーく楽しく感じます。
この映画映像がキレイだったから余計に感じたのかな。

さて次はトップガン見に行かなくちゃw

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