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歴史を感じる~耳元で輝くシルバーアクセサリー~

こんにちは、しおりです!

今回ご紹介するのは、可愛らしい小さいアクセサリー♪
さり気なくシルバーに輝くはにわが可愛い♡

つぶはにわピアス(シルバー)正面

こちらは大阪府堺市中区土師町にあるアクセサリー専門の企業『宏和産業(株)』のオリジナルブランド《Zamia》の人気シリーズ《つぶはにわ》のイヤリング&ピアスです。


とても可愛らしい人形はにわと馬型はにわのアクセサリー!
耳元でさり気なく墳装をアピールできますね♪

肌が弱い方でも付けることができる樹脂タイプになっているので、気軽につぶはにわを楽しめます!

イヤリングは金具ではなく樹脂タイプなので、肌へのストレスはほとんどありません。とっても軽いので着けていることを忘れてしまいそう。

会ったひとに「可愛い♡」と言ってもらってはじめて思い出すのかも♪

《つぶはにわピアス》

つぶはにわピアスどUP(正面)金具付き


《つぶはにわイヤリング》

イヤリング(シルバー)裏側UP


素材は真鍮・錫合金・チタンポスト。

この小ささ!虫眼鏡で見ないと人型埴輪の顔がわからないほどです!ていうか…

そう!この小ささに人型埴輪の顔、馬形埴輪の馬具、耳、尻尾、目、鼻筋もちゃんと再現されているのです!!

モチーフサイズはなんと縦7mm!!
目にも涼やかなホワイトシルバーは、クールなオトナの女性を演出!!
ハニワモチーフはついつい内に秘めたインテリジェンスを溢れさせてしまいます。


製造方法を宏和産業(株)ご担当の東さんに聞きましたが眩暈がするほど細かい作業の連続でした!
人型埴輪・馬型埴輪、共に後ろ姿もしっかり表現しています。
型に流し込み、抜き、研磨し、さらに金具を取り付け…このアクセサリーひとつでいかに職人技が駆使されているのかが伝わります。
技術と可愛さが混在する埴輪のアクセサリー、ぜひ手に取ってじっくりと見て頂きたいです。

古墳時代の埴輪を作る職人たちもさぞ、細かな部分にもこだわり、一体一体の埴輪を仕上げたのだろう…と、この土師の文字を見るに付け、想像してしまいます。


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ここ、堺市中区土師町は、古代の職人集団「土師氏」からきています。
このあたりはニサンザイ古墳など、大型古墳があちこちに現存している土地。
大型古墳には、必ずといっていいほど埴輪が築造時に並べられ、埴輪の多さや大きさ、クオリティで権威を表していました。

土師氏については、「埴輪づくりの職人」という見方が強いのですが、実は古墳築造の全てを任っていた土木職人集団だった、ということが明るみになってきました。
設計デザインや地質調査、河川整備、建材調達、人足集め…。その土地の人間でなく「土師氏」という集団で行動をし、古墳を完成すればまた他の土地へ移動する、という流浪の民だったのではないかと思われます。

古墳築造の建材は木ではなく、土や石が中心でした。
地質を調べて、異なる土3層を何度も重ね強度を増す技術、巨大な石で石棺、石室を組み立てたり、葺き石といわれる石で盛り土の上を隙間なく配置したり…。
これらは、古墳の強度を増すだけでなく近代的な巨大建築物としてその土地を統べる人物の威光を示し、無駄な争いを回避したともいわれています。

そんな技術も、あらゆる土地であらゆる条件で、そしてクライアントに応えていった経験があるからこそ、技術が発達し、行く先々で重宝がられていたのではないかと想像するのです。
そんな土師氏達が生活をしていた形跡が色濃く残っている場所に、「土師」の名があります。

そんな土師氏たちが居た場所でこの埴輪アクセサリーが生まれたのも、なにか大きな意味がある気がしませんか?


つぶはにわピアス~シルバー~


つぶはにわイヤリング~シルバー~


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これを機に大阪府堺市について興味を持っていただければ光栄です!


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