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大沼国定公園・函館の旅(2022.10.17-18)

■旅程
1日目
札幌駅8:43 → 大沼公園駅12:08(特急北斗6号)
大沼公園駅13:10→函館駅13:35(特急北斗8号)
旧函館区公会堂
函館市旧イギリス領事館
函館市北方民族資料館
函館市文学館
金森赤レンガ倉庫
明治館

 
2日目
函館駅前 9:10 → 熱帯植物園前 9:27 (函館バス)
熱帯植物園前10:28→函館駅前10:45(函館バス)
函館駅前11:15→五稜郭タワー前11:30(函館バス)
五稜郭タワー
箱館奉行所
北海道函館美術館

五稜郭タワー前12:50→函館駅前13:09(函館バス)
函館朝市
函館駅15:01→札幌駅18:47(函館北斗15号)
 
視察内容
1日目
〈大沼国定公園へ〉
札幌駅からJRに乗って3時間25分、大沼公園駅に到着。
駅近くの観光案内所へ行き、荷物をロッカーに入れて外に出ると雨が降り出した。すぐに土砂降りになり、準備していた合羽とポンチョ2枚を着て大沼国定公園へ向かった。
大沼公園広場入口には4か国語の看板があり、外国人観光客にも分かりやすい。空はどんよりとしていたが、景色はきれいだった。 

大沼公園広場入口の4か国語看板

お目当ての、少し離れた所にある3色だんごのお店「谷口菓子舗」に行くと休業日だった。老舗の「沼の家」へ戻り、2色だんごを買った。

老舗「沼の家」
「沼の家」2色だんご
沼の家」2色だんご
空はどんよりとしていたが・・ 
景色はきれいだった

〈函館へ〉
JRの改札を通ると、外は明るく晴れていた。大沼公園駅の構内は、函館へ向かう日本人や外国人が多かった。女性の駅員は、乗客のチケットを確認し、一人一人丁寧に乗り場の番号を伝えていた。函館駅までは25分で着いた。

JR函館駅

車内では日本語・英語・中国語と、常に三か国語のアナウンスが流れていた。駅に着いてすぐ観光案内所へ行き、市電・バス共通2日乗車券を買った。ホテルまでは徒歩5分と近かったので、荷物を預けるためフロントに並ぶと、一時間前なのにチェックインできた。
 
〈旧函館区公会堂へ〉                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  
効率よく回るために、お得な4館共通入館券を購入した。
建物は1910年完成。明治洋風建築物で左右対称形。館内には「函館ハイカラ衣裳館」があり、衣裳に着替えた人たちが通り抜け、異国情緒あふれる空間だった。

旧函館区公会堂
函館ハイカラ衣裳館

〈函館市旧イギリス領事館へ〉 
旧函館区公会堂から歩いて3分。
函館市旧イギリス領事館は、1913年完成。1934年に閉鎖されるまで領事館として使用され、1992年から開港記念館として一般公開された。庭ではウエディング用の写真撮影をしていた。

函館市旧イギリス領事館
ウエディング用の写真撮影

〈函館市北方民族資料館へ〉              
函館市旧イギリス領事館から歩いて2分。館内は写真撮影OK。アイヌ民族の資料が沢山あり、特に「アイヌ風俗12ケ月屏風」が興味深かった。
 

函館市北方民族資料館
アイヌ風俗12ケ月屏風

〈函館市文学館へ〉
函館市北方民族資料館から歩いて2分。
石川啄木直筆資料展があり、貴重な直筆資料を見ることが出来た。

函館市文学館
石川啄木直筆資料展

〈金森赤レンガ倉庫へ〉
函館市文学館から歩いて5分。ベイエリアに赤レンガ倉庫が立ち並び、ショッピングや食事ができる。近くのラッキーピエロマリーナ末広店へ行き、“ダントツ人気№1セット(¥825)”を食べた。
そのまま歩いて明治館へ行き、十字街から市電に乗り、市役所前まで戻った。予定していた函館観光遊覧船ブルームーンが、平日は運休となり残念ながら乗船することは出来なかった。

ベイエリアの赤レンガ倉庫
ラッキーピエロマリーナ末広店
ダントツ人気№1セット(¥825)

2日目
〈函館市熱帯植物園へ〉
函館駅の駅前バスターミナルには、行先の表示が高い位置に設置してあり、空港連絡バス・定期観光バス・タクシー乗降場など、利用したい場所をすぐに見つけられる。バスターミナルから熱帯植物園前までは、バスで17分。バス停を降りてから、歩いて3分のところにある。

函館駅前バスターミナル

その日は温室が整備点検のため、約300種3000本の南国の植物を見学することは出来なかったが、外のサル山が無料開放となっており、ニホンザルに餌をあげる人たちでにぎわっていた。

函館市熱帯植物園
サル山のニホンザル

〈五稜郭へ〉
熱帯植物園から函館駅に戻り、バスを乗り換えて五稜郭タワーへ向かった。このシャトルバスは所要時間15分、四か国語でアナウンスされていて、外国人もたくさん乗っていた。五稜郭は春に行くとソメイヨシノなど約1600本が咲き、冬は星形の堀の周囲を2000個のイルミネーションで彩られるが、今回は落ち着いた秋の景色が楽しめた。
その後、五稜郭公園へ入り、箱館奉行所へ行った。帰りに北海道立函館美術館へ行き、ミュージアム・コレクションと特別展を見てきた。

五稜郭タワー
五稜郭公園
箱館奉行所

〈函館朝市へ〉
函館駅から歩いて3分の函館朝市。駅二市場の2階にある「朝市食堂 二番館」の500円丼を目指して急いだ。閉店まであと10分、定員さんからは‘’ご飯がもうないの‘’といわれ、‘’ご飯は少しでいい‘’と言うと、ある分だけで作ってくれた。
閉店間際だったが、あたたかいおもてなしに心も満たされた。

函館朝市 駅二市場
500円丼メニュー
朝市食堂 二番館 500円丼

〈札幌へ〉
札幌行15:01発[特急北斗15号]に乗った。今回は“HOKKAIDO LOVE!6日間周遊パス“(¥12,000)を利用し、3時間46分のJRの旅はとても快適だった。

特急北斗15号
車窓から

視察を終えて
「函館日帰りできますか?」と何度となく聞かれ、本当に日帰り観光が出来るのだろうか?自分の足で確かめてみたくて函館に行った。
実際に体験してみて、函館の駅前バスターミナルのアクセスの良さ、市電とバスの共通乗車券を利用した時間短縮、公共交通機関の充実など、日帰り函館観光は可能だと思う。
時間に余裕があり宿泊できる場合は、函館駅の周りに取り囲むようにホテルが立ち並び、函館山や函館港、歴史的建造物など、自然から建物まで情緒あふれる街並みが、年齢を問わず現代の若い人たちまでを魅了し、デートコースとしても最適だと思う。
また行きたいと思った。

<reported by YK>                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                       


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